変形性股関節症の原因

まずはここから知っておこう!「変形性股関節症とは?」

変形性股関節症を学ぶ

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

変形性股関節症と向き合うためにまず必要こと。
それが「変形性股関節症とは何か?」という基本的な知識です。

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。
まずは「変形性股関節症を知る」ことから始めましょう!

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4.変形性股関節症の原因

一次性と二次性に分けられます。

 

一次性は、股関節の形には異常がないが、加齢や体重の増加によって起こります。

日本では少ないですが、近年は、少しずつ増加する傾向がみられます。

 

二次性は、股関節の形に問題がある場合です。

欧米では、一次性が多いのですが、日本では、二次性の変形性股関節症が9割以上を占めています。

 

二次性の原因で最も多いのが、臼蓋形成不全(きゅうがいせいけいせいふぜん)です。

 

通常の股関節は、大腿骨(だいたいこつ)の上端にある骨頭(こっとう)と呼ばれる球状の部分が、お椀を逆さまにしたような骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と呼ばれるソケットにはまり込むような形になっています。