変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
すっかり夏ですね。
本当に暑いこの時期ですが、実は寒暖の差が冬より大きくなることがあります。
例えば、外出先のエアコンが効いた部屋。
少し冷えすぎたけど、外に出たとたんに猛烈な暑さ。
この温度差で、家に帰りつくころには、股関節の痛みがひどくなってしまった。
そんな経験はありませんか。
今日は、
「そんなふうに夏の寒暖差で股関節痛がひどくなったときは、股関節を温めると楽になる」
というお話です。
股関節の痛みに効く「温め方」を3つ紹介します。
夏の時期の股関節痛にお悩みの方は、ぜひご覧下さい。
股関節痛に効く3つの「温め方」
使い捨てカイロ
「え?夏なのに、カイロ?」と思われるかもしれません。
ただ、使い捨てカイロは、
・ 外出先でエアコンの温度調整を自分でできないけど、長時間そこにいる必要がある
という場合に非常におススメの方法です。
使い捨てカイロは即効性があるので、実際、私も股関節痛対策として愛用していました。
比較的ひどい痛みでも、かなり痛みが和らいだ経験があります。
ちなみに、サイズは小さくても効果があります。
ポイントとしては、カイロは直接肌に貼らず、スパッツなどをはいてから貼るとよいです。
蒸しタオル
やり方は簡単で、蒸しタオルを体の気になる箇所に置くだけです。
それを3~5回程度繰り返します。
美容室に行くと、シャンプー後に蒸しタオルを首の下に置いてくれることがありますよね。
すごく気持ちがいいのですが、あういうイメージです。
私は、主に蒸しタオルを家の中で実践していましたが、非常によかったです。
アロマ浴
アロマ浴とは、痛みを和らげたりリラックス効果を得るために、エッセンシャルオイル(精油)を入れたお湯で体を浸すこと。
いつもおススメしている方法なのですが、やはり、アロマ浴はすごくいいです。
このアロマ浴。
私の場合は、42度ぐらいの温度のお湯の中に股関節の痛みを緩和してくれるラベンダー精油を3~5滴入れ、よくかき混ぜてから半身浴を行っていました。
(アロマ浴の詳細については、こちらにやり方をまとめてありますので参考にして下さい。)
実際にやってると、股関節の痛みに効くだけではなく、日々の股関節痛からくるストレスが軽くなったり、免疫力がアップして風邪をひきにくくなったりとよいことづくめですよ。
ぜひ試してみてください
股関節の痛みというのは、そもそも筋肉のダメージを修復するときに感じる現象。
つまり、痛みがあるということは、ちゃんと股関節に血流が流れ、修復されているということ。
そこに、暖かいものを置くことで、さらに血行がよくなり、修復を促してくれるので、結果として、股関節の痛みが解消されるんです。
夏の暑い時期ですが、だからこそ股関節痛に「温めること」を取り入れてみて下さい。
この記事が、少しでもお役に立てば幸いです。