変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
最近、ある新聞記事を読み、大変勇気をいただきました。
それは、ワールドカップに出場中の日本代表岡崎慎司選手の言葉です。
今日は、そのお話をお伝えしようと思います。
岡崎選手の言葉
イギリスのチーム、レスターで世界トップ選手がそろうビックチーム相手に戦ってきた経験を、日本代表に還元させなくてはならない。
勝ち点を手にするために、勝利するために、現実から目をそらさずに「役に立つ」存在になりたい。
大切なのは、「今、何をするか」だと思っている。
先発であれ、途中出場であれ、起用された状況の中でチームを変える仕事、効果を示すために力を出し切りたい。
そのとき、そのときの「現実」に対峙しながらチームメートの強みを生かす戦いを選択する。
そのために役に立つプレーをしたい。
岡崎選手は、今回足首のリハビリ中にも関わらず、メンバー入りとなりました。
セネガル戦では、本田選手のためにゴール前で満身創痍の働きをしていました。
攻撃の選手であれば、自分がゴールを決めたいと思うはず。
それを乗り越えて、他の選手のアシストであってもチームのためならば全力でプレーする。
その姿には本当に感動します。
まさしく、勝つために「今、何をすべきか」に全力を注ぐ。
そんな岡崎選手の姿に、大変勇気をいただきました。
変形性股関節症が進行すると
股関節の痛みとの闘いが待っています。
しかも、一緒にいる家族にはこの辛さは分かってもらえない。
たった一人でこの苦しい状況と向き合っていかなければならない。
そう考えてしまうと、本当に希望が持てなくなることがあるかもしれません。
でも、このツラさはあなた一人ではないです。
多くの変形性股関節症の患者さんもそのツラさと戦っているのです。
今は本当に大変だと思いますが、この辛い経験があなたの人生にとって何かの役に立つ日が来ることを信じて、頑張ってください。
私も、心から応援しています。