変形性股関節症との向き合い方

【変形性股関節症】日本股関節学会学術集会で紹介された”最新の関節注射”について

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

2021年10月

第48回日本股関節学会学術集会が開催されました。
コロナ禍ということもあり、私はリモートで参加させていただきました。

今回は、学術集会で紹介されていた最新の関節注射についてお伝えしたいと思います。
興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

最新の関節注射「ジョイクル関節注射」

これは、2021年5月から販売開始された関節注射です。

4週間に1回、ヒアルロン酸にジクロフェナクを化学結合した薬剤を膝や股関節の関節腔内へ投与することで、変形性膝関節症/変形性股関節症を治療します。

投与に際しては

エコーを用いてしっかりと確認することが重要です。
また、副作用もあるため、使用するかの判断は主治医への確認が必要です。

ちなみに、ジクロフェナクというのは主に解熱や鎮痛のために用いられているものです。
日本では「ボルタレン」という名前の処方箋医薬品として流通しています。

この「ジョイクル関節注射」が画期的なのは

1ヶ月に1回の投与で効果が期待できる点と、関節の痛みを抑えるジクロフェナクと関節機能を改善するヒアルロン酸の両者を併せ持つ点です。

この両者により、患者にとって体への負担が少なく、通院の回数も抑えることができるという大きなメリットがあります。

ご存じかも知れませんが

既存の関節注射は、週1回の投与が必要でした。
そのため、患者にとっては通院が大きな負担となっていました。

また、変形性膝関節症/変形性股関節症の治療に際しては、関節の痛みを抑えるジクロフェナクの飲み薬と関節機能を改善するヒアルロン酸注射を併用するケースが多くみられます。

このことは、患者の体への負担になっています。

つまり「ジョイクル関節注射」は、効果の程度は未知数の部分があるものの、大変効果的な”対症療法”だと考えられているのです。

今日は”最新の関節注射”についてお伝えしました

ちなみに私の場合、当初から一貫して”対症療法”に頼ることは避けたいと考えておりました。

そのため「リハビリ運動+股関節ケアの両輪」という”根本対処”をしっかりと継続した結果、変形性股関節症の末期の状態であっても痛み止めの薬や注射をせずに過ごすことができました。

いずれにしても

私が患者さんにお伝えしたいのは「最新情報を知った上で、自分に一番合った治療方法を選択することが最も大切だ」ということです。

この記事がアナタの闘病生活に少しでも役立てばうれしいです。

 


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変形性股関節症の患者さんに向けて伝えたい私の想い

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

私は変形性股関節症の患者さんに対して

一貫した想いがあります。

それは「変形性股関節症と診断された瞬間から、自分の股関節と正しく向き合ってほしい」ということです。

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【協会の個別相談】悩みを抱える患者が「本当に知りたい内容、知っておくべき内容」をお伝えしています

         負けないで!変形性股関節症になることで得るものもきっとある!

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

変形性股関節症の患者さんは、本当にたくさんの悩みを抱えています。

手術か保存療法かの治療方針の悩み。
手術やリハビリに関する悩み。
仕事や日常生活の悩み。

大小はありますが、挙げていくとキリがありません。

患者さんは、これらの悩みについて医者などの専門家に相談して対処方針を決め、試行錯誤しながら解決しようとします。

ただこの進め方でうまくいかないケースも多くあります

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【変形性股関節症との向き合い方】気持ちがふさぎがちな冬こそ、たくさん「笑って」前向きになろう!

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

冬真っ盛りですね。
この時期は股関節痛がひどくなることもあり、気持ちが後ろ向きになる方も多いと思います。

ただ、そんなときこそ意識して気持ちを前向きに切り替えることが大事です。
そして、そのために役立つのが「笑う」こと。

今日は、変形性股関節症とうまく向き合うための強い武器「笑う」ことについてのお話です。
過去の記事から「笑う」ことをテーマにした記事をピックアップしました。

ぜひご覧下さい。

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【変形性股関節症の克服】年の終わりにもう一度伝えたい!「股関節の運動と股関節ケアの両輪」の話

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

気づいたら12月。
一年がたつのは本当に早いです。

今日は、今年中にどうしてももう一度お伝えしたいことを記事にします。
それは「股関節の運動と股関節ケアの両輪」の話です。

実はこの話、これまで繰り返し何度もお伝えしています。
なぜなら、変形性股関節症を克服するには本当に重要なポイントだからです。

ただ、実際にはまだまだこの内容が伝わっていないと痛感しております。
ぜひもう一度このポイントを思い出して下さい。

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【変形性股関節症】「股関節ケア」の有効な手法”メディカル・アロマケア”の話

         理屈で納得!なぜアロママッサージやアロマ浴は股関節痛に効くのか?

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

アナタは「股関節ケア」という言葉を聞いたことがありますか?

股関節ケアというのはリハビリ運動と対をなす言葉です。

リハビリ運動+股関節ケア」を正しく継続することで、変形性股関節症を克服できる可能性がグンと高くなります。

今日は、この「股関節ケア」を行うための非常によい手法である「メディカル・アロマケア」についてお伝えします。

ぜひご覧下さい。

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【変形性股関節症】セカンドオピニオン、サードオピニオンを活用すると「納得して」前に進むことができる

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

「手術したほうがよいのか、保存療法で行くべきか決めかねている」
「しばらく通院したにも関わらず、変形性股関節症のリハビリがうまくいかない。病状が全く改善しない。」

変形性股関節症の患者さんは、こういった悩みをたくさん抱えています。

このような問題を解決するために

非常に役立つのが、セカンドオピニオン、サードオピニオンの活用です。

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【変形性股関節症】寒い時期をうまく乗り越えるための「寒さに強い体作り」に必要な3つのポイント

         【股関節痛対策】真冬の冷えに立ち向かうためには体を温めるのがおススメ

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

変形性股関節症の患者にとって、これからの寒い季節は厳しい時期です。
股関節の痛みがひどくなることに加え、体調も崩しやすいためです。

そこで大事になる考え方があります

それが「寒冷順化」、非常に簡単に言えば「寒さに強い体を作る」ということです。

今日は、この「寒冷順化」のために具体的に取り組むべきポイントを3つお伝えします。

寒い時期にうまく適応することで、変形性股関節症の闘病も少し楽になるかもしれません。
ぜひご覧下さい。

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【協会の個別相談】患者であるアナタが「今まさに知りたいこと」への答えが欲しいなら

         悩みや心配事を声に出すと本当に起こってしまう

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

変形性股関節症の患者さんの中には、病気にかかわる様々な悩みを相談できずに困っている方が多くいらっしゃいます。

私自身も闘病時代に同様の体験をしましたが、今でも全く状況が変わっていません。

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変形性股関節症を克服したいなら「リハビリ運動と股関節ケアの両輪」をキモに命じて下さい

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

先日、股関節ケアの効果的な手法として、メディカル・アロマケアのお話をいたしました。

その際、変形性股関節症を克服するためのキモとなる考え方である「リハビリ運動と股関節ケアの両輪」についても少し触れたのですが、この考え方については、非常に重要であるにも関わらず、まだまだ伝わっていないと感じました。

そこで今日は、再度このポイントについてお話します。

「変形性股関節症を克服したい」という全ての変形性股関節症患者の願いを叶えるために、この考え方は欠かせません。

ぜひ内容を理解した上で、実践していただきたいです。

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