変形性股関節症と正しく向き合う会代表理事の井口です。
最近、変形性股関節症の方に向けた起業の記事を書いているせいか、「仕事」に関する相談が非常に多くなってきました。
相談される方の状況はそれぞれ異なるのですが、場合によっては「選択肢の一つとして”起業”もあります」というアドバイスをすることがあります。
そうすると、必ず質問されるのが
「私は何で起業したらいいでしょうか?」
という質問。
今日は、その質問に対する一つの考え方をお伝えしようと思います。
「私は何で起業したらいいでしょうか?」
この質問、考えてみると当然ですよね。
というのも、これまでそもそも起業について考えたことがないのであれば、「起業のネタ」を考えたことがあるはずもない。
では「起業のネタ」をどうやって出せばよいのか?
実は「起業のネタ」というのはどこにでも転がっています。
例えば、
・ 自分の悩みを解決するサービスや商品
・ 他の人が悩んでいることを解決するサービスや商品
・ 既存の商品やサービスで不便を解消できるサービスや商品
など、普段意識しないけど問題を感じたことが「起業のネタ」になるんです。
もちろん、そのネタがうまくいくかどうかはわかりません。
ただ「起業しよう」と決めて、「何で起業しようか?」と疑問を持つようになると、このようなネタが目につきやすくなります。
私がおススメする「起業のネタ」の出し方
・「起業のネタ」に気づいたときに一行書きのメモを残し、一覧化すること
・「起業のネタ」について考える時間を取ること
一行書きのメモを残し一覧化する
これは、目についたネタを逃さないようにするということです。
例えば、
「日常の家事で、電球交換とかホントにちょっとしたことを手伝ってもらえたら助かるな。」
と感じたら、
「高齢者の困りごと支援サービス」
と一行書いておく。
その際、似たようなイメージのサービスがあればそれも書いておくとわかりやすいです。
上記の場合だと、「5分100円家事代行」「5分200円たすかるサービス」といったイメージかもしれませんね。
そうすると、例えば、
・ 「5分100円家事代行」は高齢者が多く住む団地が対象になっているな
・ なら、高級マンションや戸建てに住む高齢者向けに対象を絞ってみよう。
など、具体的なアイデアがひらめきやすくなります。
ポイントとしては、思いついたら直ぐにメモ書きすること。
というのも、いいアイデアが浮かんでも、人はすぐ忘れるから。
これは本当に重要です。
「起業のネタ」について考える時間を取る
これは、起業のネタを積極的に探すということです。
一覧化した一行書きのメモを見ながら考えてみるとアイデアが広がりやすいと思います。
ポイントは時間と目標を区切って適度な緊張感をもって取り組むこと。
例えば「1時間に15個のネタを出す」などの目標設定をするのが効果的です。
また、この起業のネタ出しはグループや集団で出すと多くのアイデアが出ます。
周りにそのような環境があれば、積極的に使ってみて下さい。
そうでなければ、まずは1人で取り組んでみることから始めましょう。
協会でも、今後FBコミュニティで集団でのネタだしを行っていこうと考えています。
まだブログの読者登録されていない方は、この機会に登録してみて下さい。
ぜひ試してみて下さい
何か分からないことがありましたら、いつでもご相談下さいね。
今回の記事が、少しでもあなたの役に立てば幸いです。