変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
変形性股関節症が進行して、股関節が痛い。
変形性股関節症と診断されて、今後の仕事や生活に不安を感じる。
保存療法を今後もずっと続けていくのか、とげんなりする。
人工股関節の手術を控えて、なんだか気持ちが滅入る。
・・・
変形性股関節症になってしまうとそんな不安な気持ちを感じることも多いですよね。
そして、そんな不安な気持ちは、ささいなことで”イライラ”へと変わります。
普段ならイライラしないことでも、すごくイライラしてしまう。
私も変形性股関節症の元患者なので、そんな気持ちはすごくよくわかります。
そんなとき、私は深呼吸を行っていました。
深呼吸すると、リラックスできたんです。
結果として、イライラが解消されることも多かったんです。
今日は、そんな”イライラ”を解消するために私が行っていた2つの呼吸法をお伝えします。
日々を少しでもイライラせずに過ごしたいあなたのヒントになれば幸いです。
イライラするとどうなるのか?
イライラすると、体は緊張します。
結果として、筋肉がこわばるために動きにくくなり、呼吸が浅くなります。
そんなときにゆっくりと深呼吸をすると、胸や肩が開き、体の力が抜けます。
十分に体の力が抜けると、リラックスした状態になるのです。
イライラ状態をリラックス状態にするための2つの呼吸法
脱力顔呼吸
(おすすめシーン)
入浴時。アロマ浴と組み合わせるとより効果的。
(やり方)
※今回は、入浴時のやり方をお伝えします。
・ お湯の中でリラックスして、左右2~3回ずつ首を回します。
その際、「気持ちいい」「伸びている」など首の感覚を意識してください。
・ 首の感覚を意識した状態で、ゆっくりと呼吸します。
・ 最後は、口を半開きにして「アー」と声を出しながらゆっくり呼吸を行います。
10カウント呼吸
(おすすめシーン)
就寝前
(やり方)
・ 頭の中を空っぽにして呼吸を数えるだけです。
簡単そうですが、ただカウントにだけ意識を集中するのはなかなか難しいですよ。
この方法は、シンプルだけど心のリセット効果は大きいです。
ぜひ試してください
もし、イライラが解消できたら、さらに「笑って過ごす」ことができるといいですね。
よければ、こちら「笑う門には福来る。股関節の痛みでつらい時こそ笑っちゃおう!」の記事も参考にしてくださいね。