【変形性股関節症のリハビリ】技術のある治療家を探すのは本当に難しい、というお話

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

昨日、私が大変信頼している柔道整復師の先生とじっくり話をする機会がありました。
その中で印象に残っているのが、技術のある治療家がどのくらいいるのか、という内容。

先生に
「整骨院、整体院は本当にたくさんありますが、技術のある治療家を探すにはどうしたらよいのでしょうか？」と尋ねたところ、先生から帰ってきたのは次の言葉でした。

「100件のうち5件ぐらいが治療できる技術を持っている感じですね。」

変形性股関節症に立ち向かうにはリハビリ運動が非常に重要なのですが、実際に技術のある治療家を探そうと思うと至難の技です。

今日は、そんなお話をしようと思います。
ぜひご覧下さい。

「100件のうち5件ぐらいが治療できる技術を持っている感じですね」

先ほどの先生の言葉。

これは、柔道整復師の先生のこれまでの豊富な経験を通じた肌感覚です。
そして全く同じことを、元患者である私も感じています。

実は私は、もう30年以上もずっと治療院に通っています。

ですが、これまでの経験を振り返ってみても「この人はすごい技術の持ち主だ」と感じた人はほんの一握り。

リハビリや運動関係も含め”技術のある治療家”を探すのは、本当に難しいのです。

協会にご相談にいらっしゃる患者さんで

特に変形性股関節症初期と診断された方に多いのが、病院のリハビリが受けられないケース。

この場合、リハビリもなく野放し状態で放置されることになります。
運よくリハビリを受けられたとしても、病院のリハビリ担当者に技術があるか未知数。

そして、このような状態に置かれた患者さんは、自己流で何とかしようとします。

まずはインターネットのリハビリ動画をまねて運動したり、うまくいかなければ整体院などに通って運動指導を受けたり。

ところが

このような”自己流”の取り組みは、なかなか良い結果につながりません。

リハビリ運動は、それぞれの患者の股関節の状態に合わせた適切なものでないと意味がないのですが、自己流で運動する場合はもちろん、整体院などでさえも、それができる「本当の専門家」を見つけるのは至難の業だからです。

ぜひ一度協会にご相談下さい

私は、協会の存在意義の一つが、私自身の闘病経験を通じて得た「技術のある治療家」を見つけるための知恵や人脈を患者さんが広く活用できることだと考えております。

もしこの点について迷われる場合には、ご自身で判断されずに、一度協会にご相談下さい。

この記事があなたのリハビリ生活に役立つことを願ってやみません。