変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
協会にご相談いただく悩みで一番多い内容。
それが「保存療法か手術療法かで迷っています」というものです。
特に医者から変形性股関節症と診断され、
「治療方法としては、手術しかない。」
といわれたケース。
途端に手術に対する恐怖心が出てきます。
そして、これからどうしようかと途方に暮れてしまうのです。
今日は、そんなふうに”保存療法が手術か”迷っているアナタへのアドバイスです。
まず冷静になることから
それが、迷ったときに行う最初の行動です。
深呼吸をして、それからじっくりと時間をかけて考えてみればよいのです。
考えるのは
「あなたは、どのような人生を過ごしていきたいのですか?」という問い。
変形性股関節症そのものの基礎知識。
保存療法や手術療法についての情報。
それらを学んだ上で、自分のこれからの人生について真剣に考える時間を作ってください。
そうすれば、自ずと答えが見つかるはずです。
実際、私もそうして考えました。
結果、このまま股関節の痛みを抱えながら大好きな仕事を続けることはできないと感じ、ほとんど迷うことなく、手術療法を選択したことを覚えています。
松下幸之助さんの言葉
窮地に立つということは、身をもって知る尊いチャンスではあるまいか。
得難い体得の機会ではあるまいか。
そう考えれば、苦しいなかにも勇気が出る。
思いなおした心のなかに新しい知恵がわいて出る。
松下幸之助
これは、私が尊敬する松下幸之助さんの言葉です。
難しいかもしれませんが、変形性股関節症になったことをマイナスと捉えるのではなく、自分の人生を考えるよい機会だとプラスに捉えてみてください。
この記事が少しでもお役に立てばうれしいです。
※この記事では、決して手術療法を勧めているわけではありません。
その点については、ご理解ください。