変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
今日は、私が最近感じたことを2つ書いてみました。
ゴールデンウイークも終わり、たまにはそういうのもいいのではないかと思って。笑
1つはうれしかったこと。
もう1つは残念だったことです。
いつもと違う徒然とした内容ですが、よければご覧ください。
1つめは「うれしかったこと」
2016年11月からスタートしたこのブログ。
いつのまにか1年7カ月が経ち、記事数も100を超えました。
途中で何度かあきらめようと思ったこともありました。
それでも、なんとか周りの方々に支えてもらいながら、ここまで続けることができています。
その中で常に不安に感じていたのが、本当に私からの一方通行の情報発信が、変形性股関節症に悩む方のお役に立てているのか、ということ。
なぜなら、ご相談のメールはよくいただくのですが、ブログそのものの感想はほとんど伺うことがなかったからです。
ところが
昨年くらいから、ブログ経由でメディカル・アロマ・マッサージにお申込みいただく方が増えてきました。
先日もそんな方がお見えになってくださったのですが、うれしいことに、ブログの感想を伺うことができたんです。
その方は、ブログを何度も読み返して下さっていました。
そして、
「こんなふうに、患者の視点でまとめてくださるものがなくて、本当にありがたいです。
このブログを読んで、すごく前向きな気持ちになれました。」
と、非常にうれしそうな笑顔でおっしゃって下さったのです。
その瞬間、私は本当にうれしい気持ちを感じました。
それと同時に、
「これからももっと患者目線で役に立つ活動を続けていこう」
と決意を新たにしたのです。
その方は、現在も継続してメディカル・アロマ・マッサージに通ってくださっていますが、続けるたびにお顔の表情が明るくなっています。
それを見るたびに、私はこの活動をやって本当によかった、と心からうれしく感じるんです。
私は、私のブログを通じて、「これからの股関節人生をどのように生きていくのか」を前向きに考えることができる人が一人でも増えるよう、頑張って情報発信を続けていこうと思います。
2つめは「残念だったこと」
最近、新しい試みとして、
・ 私が闘病中に疑問に思ったこと
・ 特に調べてみたいと思ったこと
をもっと深く掘り下げてみたいと考えるようになっています。
その最初の取り組みとして
人工股関節について調べてみようと考えました。
人工股関節手術をされた方に伺いたいのですが、ご自身の人工股関節がどこのメーカーのものであるかをご存知でしょうか。
手術前に、主治医から人工関節について詳しい説明を受けられた方は、いらっしゃいますでしょうか。
私の場合は、お恥ずかしい話ですが、数十年もの間体内に入ることになる人工股関節について、ほとんど詳しいことを知らずにおりました。
「これはぜひ知っておくべきだ」
そこで、人工関節メーカー数社に問い合わせたのですが。。。
なんと「個別には情報提供できない」という答えでした。
あるメーカーなどは、有料なら情報提供するという返答。
おそらくどの人工関節メーカーに連絡を取っても同様な答えが返ってくるのでしょう。
私は、今回の件で、
「人工関節メーカーは、患者ではなく医師や病院の方にのみ目を向けている」
と強く実感しました。
手術を受ける私たち患者が、数十年もの間体内に装着する人工股関節。
その人工股関節について詳しく知っておくのは、患者にとって本当に大切です。
もっと言えば、患者自身が人工股関節について適切な知識を持ち、患者自身で自分の体内に装着する人工股関節を選択する。
これが理想だと思います。
そんな思いで、人工股関節についての最新情報や人工股関節と運動の関係、人工股関節の将来についてぜひともお伝えしたかったのですが、今回の件は、本当に残念でなりません。
今日は、最近感じたことを2つお伝えしました
皆さんはどのようにお感じになったでしょうか。