【変形性股関節症】家事の負担を減らしたい！元患者が効果を実感した便利グッズ２つ

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

変形性股関節症になると、日常生活での動作が本当に大変になります。

特に末期。ひどくなる股関節の痛みのせいで日々の家事が一苦労にも二苦労にもなりました。
当時の私には、日々の家事をこなすことが本当にキツいものでした。

そんな日々の家事をラクにするために役立ったのが

様々な便利グッズです。

私は、闘病時代に様々な便利グッズを試してみたのですが、今回は、その中でも私が日々の家事をこなすために特にお世話になったものを２つ紹介します。

ぜひ参考にしてください。

最初に紹介するのは、マジックハンドです。

マジックハンドというのは、ご存じの方も多いと思いますが、上の写真のような道具です。
日常の家事では、物を拾ったり、取り出したりといった動作を行うために役立ちます。

特に術前、末期で耐えられないほどの股関節の痛みに悩まされた時期に本当に助けられました。自宅で床のゴミを拾ったり、雑巾で床拭きをしたり、といった家事をする際、マジックハンドが大活躍でした。

というのも、末期の股関節の痛みは、少し体の向きを変えるだけでも激痛が走る状態です。
マジックハンドを使えば体勢を変えずに作業を行うことができるため、本当に重宝しました。

入院している間は車椅子で過ごしていたのですが、その際に床から物を拾ったり、ベッドサイドの棚から物を取り出したりする際にも重宝していました。

100円ショップで買える簡易なもので十分ですので、ぜひうまく活用してください。

２つ目は、折りたたみ椅子です。

私は、上記の折りたたみ椅子を使っています。
ちなみにこれは、ちょっとオシャレな雑貨店で購入したお気に入りのもの。
お値段も1000円以下でとてもリーズナブルです。

私の場合、末期のひどい股関節の痛みの中で家事をこなす際に手放せないものでした。
というのも、当時一日中ひどい股関節痛に悩まされていた私は、家事の際に数分間立つのもキツい状態だったからです。

もう足全体が疲れ切った状態でどうにもならない。

そんな中でも、食事の支度、食器を洗う、洗濯物を干す、といった家事はしなければなりませんし、さらに髪を乾かしたり、外出前の化粧といった様々な日常作業も行う必要がありました。

そんなとき、この折りたたみ椅子に座って作業するだけで、ずいぶんラクに家事をこなせるようになりました。折りたたみ椅子は基本的に軽いため、片手で簡単に持ち運ぶことができる点も非常に助かるポイントでした。

折りたたみ椅子は特に股関節の痛みがひどくて立つのがつらい方におススメです。

少しでも家事をラクにこなす工夫をしてみてください。
”使えるものは何でも使う”精神で、うまく闘病を進めていきましょう。

この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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