変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
ここ最近、本格的な寒さになってきましたね。
寒くなると、ひどい股関節の痛みを感じるようになった患者さんもいらっしゃると思います。
そんな”寒さで際立つ股関節の痛み”を和らげるために効果的なのが「股関節を温める」こと。
今回は、私が闘病時代に試行錯誤して見つけた股関節の温め方を3つお伝えします。
手軽にできる方法もありますので、ぜひお試しください。
寒さから来る股関節痛を和らげる「股関節の温め方」3つ
使い捨てカイロ
1つ目は、使い捨てカイロです。
定番なので、既に活用されている方も多いかもしれません。
私も、闘病時代には使い捨てカイロに本当にお世話になりました。
使い捨てカイロを使うだけで、ひどい股関節痛がすぐに和らぎます。
使い方のポイントは、スパッツの上などから貼るということ。
直接肌に貼らないことが重要です。
サイズは小さくても大丈夫です。
蒸しタオル
2つ目は蒸しタオルです。
蒸しタオルを気になる箇所に置いて、3~5回程度繰り返して温めるのがおススメの使い方です。
私の場合、特に家の中では蒸しタオルが手放せませんでした。
蒸しタオルを痛む股関節に乗せるだけでずいぶんと違ったのを覚えています。
美容院のシャンプー台で首に蒸しタオルを置いてくれますが、その場面をイメージしてください。
アロマ浴
3つ目はアロマ浴です。
アロマ浴とは、エッセンシャルオイル(精油)を入れたお湯で体を浸すことですが、私の場合は毎日42度前後のお湯にラベンダー精油を3~5滴入れて半身浴を行っていました。
アロマ浴は、私にとって寒さから来る股関節の痛みを和らげるために欠かせないものでした。
それだけでなく、リラックスできたり安眠、冷え性の改善、リハビリ運動後の筋肉のコリをほぐせる、などたくさんのよい効果を感じることができるため、最低でも3ヶ月は継続することをおススメします。
私は、今でも継続しています。
なお、具体的なアロマ浴のやり方については詳細な資料をまとめておりますのでご覧ください。
こちらからからLINEの友だち登録をしていただくことで入手できます。
ちなみに
なぜ股関節を温めると痛みが引くのでしょうか
実は、股関節痛は、股関節の血流により筋肉のダメージが修復されるときに感じるものです。
ただ、寒くなると血流が悪くなります。
そのため、寒い時期に股関節を温めると血行がよくなり、結果として筋肉のダメージ修復が促されるため、股関節の痛みが和らぐのです。
これが股関節を温めると痛みが引く理由です。
また、温めることは股関節だけではなく、ひざ、腰など全身の痛みに効果があるようです。
股関節をうまく温めることで
ぜひ、寒さから来る股関節の痛みを和らげて下さい。
今回紹介したやり方は全て私自身の闘病時代に実際に役立ったものです。
一つでも自分の日常生活に取り入れられそうなものがあれば、ぜひお試しください。
この記事が、少しでもお役に立てば幸いです。
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