変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
この記事に詳しく書きましたが、変形性股関節症になってしまったら、
・ 患者目線で本当に知りたい情報はほとんど見つからない=「情報の壁」
・ 同じ病気の患者さんとの交流の場がない=「コミュニティの壁」
に悩む方が本当に多いです。
そして、その壁を乗り越えるために本当に有効なのが、
「実際に変形性股関節症を乗り越えた元患者さん」
に会って話を聴くことです。
一人で悩んでいてもなかなか解決しない「情報の壁」を超えるアドバイスをもらったり、これから起こるであろう未来を聞いて、心構えをしたり。
中でも一番いいのは、勇気づけられること。
「この病気に悩んでいるのが自分だけじゃない」という安心感は、それだけで大きな支えになります。
私の場合は「情報の壁」と「コミュニティの壁」に一人で立ち向かってしまったので非常に苦労しましたが、今、自分に相談してくださっている同病の患者さんのお話を聴いているとその点は本当に実感します。
ただ、よく思うのが、そういうふうに積極的に相談できる人ばっかじゃないということです。
お話会を定期開催することにしました
そこで、ふと思い出したのが、先日行ったお話会。
お話会を定期開催にすれば
「一人で問い合わせをするのは気持ち的にハードルが高い・・・」
という変形性股関節症の患者さんも、参加しやすいのではないか?
一人で悩んでいる状態を少しでも軽くするための力になれるのではないか?
そう考えたのです。
そこで、お話会を定期開催することにしました。
11月のお話会
11月は、まず私の6年間の闘病ストーリーを軸に、当時の私が知りたかった2つの大きなテーマを語りたいと思います。
そのテーマとは、
・ 私自身に効果のあった股関節痛の対処方法
・ 保存療法か手術かの選択
です。
もし、このテーマでピンとくる方がいらっしゃったら、ぜひご参加ください。
このお話会をきっかけに、2つのテーマの「情報の壁」「コミュニティの壁」を乗り越えることができるかもしれません。
そうでなくても、
「そうそう」
「わかる!自分も今それに悩んでる!」
そういうふうに感じることができるだけで、すごく気持ちがラクになるはずです。
実は、同じような内容は、前回高崎のお話会でもお伝えいたしました。
そのレポートは、こちらにまとめてあります。
よければ読んでみて下さい。
今後も様々なテーマでお話会を開催します
今考えてるのは、
・ 変形性股関節症の患者の「仕事」の話
・ 私以外の患者さんを呼んで、リアルな話をしてもらう
など。
まだまだ未定なので、変わる可能性も高いですが、
・「情報の壁」「コミュニティの壁」を乗り越えるヒントを手に入れたいアナタ
・ 一人で闘病する自分を勇気づけたいアナタ
はぜひ気になるテーマがあれば気軽に参加してみて下さいね。