【変形性股関節症】ツライ日常生活を少しでもラクに!私が試してよかった5つの便利アイテム

       

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

変形性股関節症になると、日常生活が本当に大変になります。
歩くのがツラくなる。
今までできていた家事もツラくなる。

皆さんそうでしょうが、私も闘病中は本当に苦労しました。

そんな中、大きな助けになったのが様々な便利アイテム

今回は、私が実際に試して”本当に役に立つ”と感じた便利アイテムを5つ紹介します。
ぜひ参考にして下さい。

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ツライ歩行をラクにする3つの便利アイテム

まずは歩行の際に絶対に欠かせないアイテム、靴です。

私は靴の専門家ではないので、どのような靴がよいのかといった判断は専門家にお任せしますが、ここでは私が実際に試してよかった靴についてお伝えします。

入院中、リハビリ時

入院中のリハビリの際、私は皮革製のウォーキングシューズを利用していました。
写真がなくて申し訳ないのですが、非常に上部なシューズで、8年間使用していました。

大きな特徴が、靴にひもとファスナーの両方がついているところです。
靴を履くときはひもを使い、靴を脱ぐときはファスナーを使うという使い分けできる靴は少ないのですが、この点が本当に便利でした。

もしリハビリ用の靴に迷うようであれば、ひもとファスナーがついた着脱しやすい靴を候補にするとよいと思います。

最近では

靴を用途によって使い分けるようにしています。
具体的には、室内リハビリ用にはスポーツシューズ、これもひもとファスナーがついています。

外出用には皮革製のウォーキングシューズ、これもひもとファスナーがついています。

という感じです。

用途によってうまく使い分けることで、ずいぶん歩行がラクになることを実感しました。

股関節ガードル

2つ目は、股関節ガードルです。
私は「動く姿かろやか(R)ガードル」という商品を使っていました。

これは通年用のガードルで、股関節をやさしく支えて安定させてくれます。
また、生地にパワー差があるので脚が動きやすくなるだけでなく、ひざ関節もサポートします。

丈はロングでひざ下まであります。
足首丈もありますので、長い丈がお好みの方にはそちらがおススメです。

私の場合

締め付けタイプの下着はあまり好きではないのですが、試着したところ、このガードルには締めつけ感がありませんでした。実際使うと、歩行時に股関節が安定することが体感できました。

杖傘

変形性股関節症も末期になると、歩行時にはかなり股関節が痛むようになります。
体も傾いてしまうため、杖が必須になってきます。

ただ、当時の私は杖をついて歩くことを気恥ずかしく感じていました。
そのため、杖傘を愛用していました。

杖傘1

これは一見普通の傘に見えますが、先端が杖になっています。
そのため、人の視線を気にせず使うことができました。

また、雨の日には折りたたみの傘をさしながら杖傘を使うという二刀流にしていました。

ツライ家事をラクにする2つの便利アイテム

折りたたみ椅子

まずは、折りたたみ椅子です。

ひどい股関節痛でも大丈夫!家事が楽になる「折りたたみ椅子」のススメ

私の場合、上記の写真のような椅子を使っています。
お値段は1000円以下なのですが、ちょっとオシャレな雑貨店で購入したお気に入りのものです。

私の実体験

私は、変形性股関節症の末期には1日中ひどい股関節の痛みに悩まされていました。
仕事で外出先から帰った後などはもう足全体が疲れ切った状態で、家事の際に数分間立っていても股関節が痛くなるほどでした。

とはいえ、そんな中でも家事をしなければなりません。
食事の支度、食器洗い、洗濯物干し…。

それだけでなく、髪を乾かしたり、外出前の化粧といった様々な日常作業もあります。

このような生活の中で、折りたたみ椅子は本当に役立ちました。
この椅子に座って作業するだけで、ずいぶんと家事がラクになったものです。

また、この折りたたみ椅子は軽いため、片手で簡単に持ち運ぶことができる点も助かります。股関節の痛みがひどくて立つのがつらい方におススメの便利アイテムです。

マジックハンド

2つ目は、マジックハンドです。

「マジックハンド」はとっても便利-人の手を借りすぎることに気が引ける人へ

意外かもしれませんが、マジックハンドは、特に股関節痛がひどい変形性股関節症の末期や入院時の日常動作に非常に役立ちます。

物を拾ったり、取り出したり、といったちょっとした動作がすごく楽になるのです。
それだけでなく、家事をする際にも重宝できます。

ちなみに、マジックハンドは100円ショップで買える簡易なもので十分です。

私の実体験

私の場合、特に術前や股関節の痛みが強いときに、マジックハンドを活用していました。

自宅で床のゴミを拾う。
雑巾で床拭きをする。
その際、マジックハンドは欠かせない便利アイテムでした。

末期になると股関節の痛みがひどくなり、少し体勢を変えるだけでも激痛が走る状態になります。そのため、体勢を変えずに細かい作業ができるマジックハンドは大活躍でした。

他にも、手術後入院しているときの車椅子生活の際、床から物を拾ったり、ベッドサイドにある収納棚から物を取り出したりするときにも助けられました。

変形性股関節症のツライ日常生活を

少しでもラクにするために、ぜひ今回紹介した便利アイテムを活用してみてください。

この記事が少しでも役立つことを願ってやみません。

 


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