臼蓋性形成不全
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変形性股関節症-自分の病状を正しく知る
変形性股関節症と診断されてしまった。
そんなあなたは、ご自分の症状を正しく把握していますか?
私が最近よく相談される内容に、
「股関節が痛いのですが、どうしたらよいでしょうか?」
というものがあります。
そんな時に私がお尋ねするのは、「お医者様には診てもらっていますか?」という質問。
ほとんどの相談者の方からは、「いえ、まだです」という答えが返ってきます。
実は、これは非常によくない状況です。
そして、このような方は、できるだけ早く2つの対処を行う必要があります。
今日は、変形性股関節症と診断されてしまったあなたが、ご自身の病状を正しく知るために行うべき2つの対処をお伝えします。
もう耐えられない!藁にもすがりたい人への「股関節の痛み」対処法
こんにちは。
変形性股関節症と正しく向き合う会代表理事の井口です。
股関節の痛み、つらいですよね。
こればかりは本当に経験した人でないと分からない辛さです。
そこで今日は、変形性股関節症による股関節の痛みで苦しんでいるアナタのために
・ 私自身が経験した股関節の痛みとの闘いを通じて学んだ対処方法
をお伝えしようと思います。
この方法があなた自身に合うかどうかは分かりません。
ただ、私には実際に効果のあった方法です。
きっと、痛みで苦しんでいるあなたにとっても試す価値があると信じています。
ぜひ、やってみてください。
11.保存療法について
保存療法は、痛みを取り、進行を抑えるためにおこなわれます。
保存療法の内容については、以下の通りです。
(1)日常生活の工夫
(2)運動療法
(3)薬物療法
前回、「日常生活の工夫」についてお伝えしましたので、今回は、「運動療法」について
お伝えします。
4.変形性股関節症の原因
一次性と二次性に分けられます。
一次性は、股関節の形には異常がないが、加齢や体重の増加によって起こります。
日本では少ないですが、近年は、少しずつ増加する傾向がみられます。
二次性は、股関節の形に問題がある場合です。
欧米では、一次性が多いのですが、日本では、二次性の変形性股関節症が9割以上を占めています。
二次性の原因で最も多いのが、臼蓋形成不全(きゅうがいせいけいせいふぜん)です。
通常の股関節は、大腿骨(だいたいこつ)の上端にある骨頭(こっとう)と呼ばれる球状の部分が、お椀を逆さまにしたような骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と呼ばれるソケットにはまり込むような形になっています。