変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
桜の花も咲き、すっかり春めいてきました。
そして、もうすぐ新しい元号「令和」になります。
今日は、節目であるこの時期にぜひ意識していただきたいことをお伝えしようと思います。
それは「股関節の運動と股関節ケアの両輪」の話。
股関節の運動は股関節ケアとセットで行うことで非常に効果がでるよ、ということ。
これまで何度もお伝えしてきたテーマです。
ただ、まだまだ伝わっていないと実感することが多いこのテーマ。
変形性股関節症で悩む人にどうしてもお伝えしたいです。
ぜひご覧下さい。
「股関節の運動と股関節ケアの両輪」
これは、要約すると、
・ 変形性股関節症患者は、股関節周辺の筋肉を強化することがすごく大事。
・ 股関節の運動をしたら股関節のケアもセットで行うのが大事。
・ なぜなら運動で酷使された筋肉は、運動後のケアを行うことで適切に回復するから。
ということです。
実際に私が相談を受ける中で感じるのが
・ 運動のやりすぎで、適切なケアができてない。
結果、かえって逆効果になっている。
・ そもそも、病状や回復状況に見合う適切な負荷の運動ができていない。
・退院後に適切な股関節の運動を継続しなくなる。
というケース。
このようなケースでは、やはり股関節の痛みが継続したり、術後の人工股関節のトラブルが発生しやすくなります。
「股関節の運動と股関節ケアの両輪」をきちんと継続していくこと
そうすることで、同年代の健康な方と同じレベルに筋力が回復します。
ぜひこの節目の時期に取り組んでみてください
適切な股関節周辺の筋肉強化トレーニングを行う。
トレーニング後は、股関節のケアを合わせて行う。
改めて取り組むことで、きっと変形性股関節症との闘病にとって大きなプラスとなります。
この記事が少しでも役に立つことを願ってやみません。