変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
以前の記事でもまとめたのですが、保存療法には大きく分けて3つの種類があります。
それは、
1.日常生活の見直し
2.運動療法
3.薬物療法
です。
保存療法としてはどれも大事なのですが、今日は「薬物療法」関してお話しようと思います。
薬は、頼りすぎはよくないです。
ただ、股関節の痛みがひどくなった時には役に立つことも多いです。
変形性股関節症による股関節の痛みにあなた自身が向き合う際の試行錯誤に際して、少しでも参考になればと思います。
薬物療法について
この記事にもまとめましたが、薬物療法には
・ 飲み薬
・ 湿布と塗り薬
・ 坐薬
・ 注射
など、様々な種類があります。
その中で、私がいろいろと試してみたのが、飲み薬、塗り薬です。
飲み薬
これは、股関節の痛みを何とかするために最初に思いついた対処です。
主治医に症状を話すと痛み止めの薬を処方してくれるのですが、一方で長期間服用すると胃腸障害が起きやすくなります。
変形性股関節症は長期間向き合う必要がある病気です。
私は、健康のことを考えると長期間の継続使用はよくないと思いましたので、結局飲み薬はあまり使いませんでした。
塗り薬
股関節の痛みがひどくなり始めたくらいから、
・ 私の悩みを解消できるクリームがないか
・ 効果があるシップはないか
そんなふうに、市販されているものをいろいろと探しては試す、ということを繰り返しました。
当時、市販されていた大多数の塗り薬は試してみたと思います。
ただ、私の実感としては、股関節の痛みそのものについては、塗り薬はほとんど効果がありませんでした。
役に立ったのは、股関節以外の部分。
実は、股関節痛がひどくなると、そこをかばって体の他の部分が痛くなることがあります。
私の場合、腰痛がひどかったので、腰に湿布を貼っていました。
ひどくなる股関節の痛みを何とかしようと、最終的に私が取ったのは、オリジナルのアロマクリームを開発するという方法です。
どうしても耐えられない痛みを抑えたいと、一心に試行錯誤した結果、自分に合うものを作るところまでいかざるを得ませんでした。
薬は
頼りすぎはよくないですが、股関節の痛みに立ち向かうための大きな武器になるのも事実。
変形性股関節症に悩む方は、股関節痛にご自身の知恵と工夫で対処されていると思います。
この記事が、少しでもあなたの試行錯誤の参考になれば幸いです。