変形性股関節症と正しく向き合う会代表理事の井口です。
変形性股関節症に悩む方のために本当に役に立つ情報を提供したいと開設したこのブログ。
本当にありがたいことに、ブログを通じてたくさんの方とのつながりができてきました。
中でも、ひときわ熱いエールをいただいたのが、群馬県高崎にある股関節専門コンディショニングケアルーム リ・スマイルの代表である加藤将一先生。
股関節専門の施術をされている本当に熱い先生です。
今日は、2017年8月7日に加藤先生とコラボして開催したお話会の様子をお伝えしようと思います。
どんなお話会?
今回は「変形性股関節症」をテーマにしたお話会。
群馬県高崎市の加藤先生の治療院で開催されました。
加藤先生とは初のコラボでしたが、和気あいあいとした雰囲気の中であっという間に2時間が過ぎていきました。
お話会では、大きく2つのことをお伝えしました。
1つめは、私井口によるお話
・ 私の6年間の闘病ストーリー
・ 私自身に効果のあった股関節痛の対処方法
・ 保存療法か手術かの選択
特に、私自身に効果のあったアロママッサージやアロマ浴についてマインドマップを使ってお伝えしたところ、皆さんすごく熱心に聞き入ってくださいました。
2つめは、加藤先生によるお話
・ 股関節痛の原因と対処法
加藤先生のお話の中で特に印象に残った内容が3つありました。
1. 軟骨には、痛みを感じる神経がない。
2. 軟骨は、動かさないから栄養不足になって減っていく。
3. 股関節周辺の筋肉が頑張って動いてしまうため、疲労が溜まって股関節痛となる。
疲れ切った筋肉をほぐすことで、股関節痛を和らげることができる。
これまで私が理解していた医学的な股関節痛は、「軟骨がないから痛みを感じる」ということだったのですが、今回、加藤先生の理論を学んで、私自身の股関節痛についてもよく理解ができました。
私の場合は、実際には、股関節痛といっても太ももの外側部分がすごく痛かったのです。
加藤先生の理論からいけば、股関節周りの大殿筋や中殿筋が疲れ切ってしまったために、太ももの外側に痛みを感じていたのだと思います。
やはり自分の股関節痛がどこの筋肉と関係しているのかをハッキリさせることが、痛みの緩和につながるこということですね。
その後の質問タイムと交流会
ご参加いただいた方から、熱心な質問をいただきました。
特に、
「手術のメリットとデメリットについて」
「リハビリ体操の方法を教えてほしい」
「仕事との向き合い方」
など、大いに盛り上がりました。
開催して本当によかった!
特に、参加者の方からいただいた「本当に気持ちがかるくなりました」という言葉。
お話会の後も残ってくださった方の「今の股関節の状態であってもできる仕事を自分の住んでいる地域でやっていきたいと強く思った。」という前向きなコメント。
同じ病気で悩む患者同士が集まって交流することで、辛くなりがちな闘病生活を前向きに捉えることができるきっかけ作りにできたのではないかと感じました。
変形性股関節症に悩んでいるのであれば、ぜひ一度お目にかかりましょう。
きっと何か得られるものがあるはずです。