変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
私は、数年前にある講座に通っていました。
その講座は、自分で商品を作って、インターネットで販売するまでを指導してくれるというものでした。
その当時、私はメールのやり取りとネット検索ぐらいしかできない状態からのスタートでしたが、年齢の割には、まっさらな気持ちでスタートすることができました。
講座の参加者の中には
私より年齢の若い人で、塾の経営者や医療従事者などの専門家も数名参加していました。
このようにある程度の地位や年齢になってから新しいことに挑戦しようとする気持ちは素晴らしいのですが、まっさらな気持ちでゼロからスタートするのは、なかなか難しいという印象を受けたのです。
その講座の先生は
ゼロスタートを促すために、激論を闘わせる時間をかなり作っていました。
ある程度の年齢になると自分の考えが固執してしまい、それがかえって邪魔して、新しい側面から物事を見ることができなくなるのです。
そして激論は、講座の中盤頃になっても続くのですが、それでも自分の殻を破れない人は、その講座を途中でやめていってしまう方も数多くいました。
最後まで残って結果を出せる人
それは、師匠のやり方をまっさらな気持ちで受け止めることができ、自由な発想で商品を作ってネットで販売することができる人でした。
これは、私が実際に経験した1つの事例ではありますが、リハビリの世界でも同様なことが言えるのではないでしょうか。
患者側は
はたしてまっさらな気持ちでリハビリに取り組んでいるのでしょうか?
もし思ったほど結果が出てないとしたら、自分の考えに固執しすぎて、すべてを受け入れる態勢がご自身の中で出来ていない可能性があります。
そんな時は、第三者の意見を聞いてみることも大切ですね。
仕事でもリハビリでも短期間で結果を出すには
まずは、ご自身の考えを脇に置いて、物事に取り組むことが最も大切なことだと考えます。
年齢を重ねるとそれが段々と難しくなっていきます。
私の場合は、若い人々、例えば、20代、30代の若者からできるだけ教わるようにしています。
頭を柔軟にして物事に対応するには、それぐらいの刺激が必要になってきます。
変形性股関節症の患者さんの場合は
ある程度年齢が高くなりますので、ぜひまっさらな気持ちでリハビリに取り組んで下さい。
この記事が、あなたのリハビリ生活に役立つことを願ってやみません。
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