変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
大変だった人工股関節の手術。
その甲斐あって、手術が終わると股関節の痛みはなくなります。
ただ、手術後に膝や腰など、別の場所の痛みを強く感じるようになる場合があります。
このような痛みは、経験豊富なパーソナルトレーナに指導を受けると改善するかもしれません。
今日はそんなお話です。
手術後の体の痛みにお悩みの方は、ぜひご覧下さい。
私の場合
変形性股関節症の手術前は太ももの外側と腰に痛みが出ていました。
特に歩行時に非常につらかったことを覚えています。
ただ、当時は太もも外側の痛みは強く感じられましたが、腰はさほどでもありませんでした。
そして、手術。
手術後、太もも外側の痛みは全くなくなりました。
ところが、手術後しばらくたってから、腰の痛みを強く感じるようになってしまったのです。
この腰の痛みの原因は
・ 背骨から足の付け根までつながっている筋肉
・ 骨盤から足の付け根までつながっている筋肉
・ 太ももの内側の筋肉
・ お尻の筋肉
などの筋力低下でした。
根本的な対処をしようと模索した結果、私はパーソナルトレーナーから直接指導を受けることにしました。
その中で、大腰筋、腸骨筋、小腰筋、内転筋、大臀筋、中臀筋、小臀筋、梨状筋などを鍛えたところ、かなり腰痛が改善されたのです。
そこで感じたのは
痛みの原因を突き止め、その原因に合う運動をすることが大事だ、ということです。
同じ変形性股関節症患者であっても、それぞれ痛みの出るところは違います。
そのため、患者それぞれに合う運動をすることがとても重要になってくるのです。
そして、患者それぞれに合う運動をするための大きな手助けとなるのが、経験豊富なパーソナルトレーナーです。
個別相談でも常々お伝えしているのですが、運動については、集団よりも個別指導に圧倒的に分があります。
個別指導料は、少し値が張るかもしれません。
ただ、その人に合った筋力強化ができ、結果的には、短期間でその方の悩みが解消されます。
手術後の体の痛みにお悩みの方は
ぜひ試してみて下さい。
この記事が少しでもお役に立つことを願ってやみません。