腹式呼吸でリハビリ運動を効果的に進めましょう

       

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

私が普段リハビリ運動を行うときに心がけていることがあります。
それが、呼吸法です。

皆さんご存じの通り、呼吸法には胸式呼吸と腹式呼吸があるのですが、この呼吸法を意識することで、リハビリ運動の質が大きく変わってきます。

今日は、私がリハビリ運動を効果的に進めることができる「腹式呼吸」についてお話します。
ぜひご覧ください。

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「腹式呼吸」について

先ほどもお伝えした通り、呼吸法には胸式呼吸と腹式呼吸があります。

胸式呼吸が肩で息をするような効率の悪い呼吸法で、疲れやすく息切れが強くなります。
また、肺の機能を低下させるためリハビリ運動には向いていません。

一方、腹式呼吸は

肺の働きをよくして息切れを少なくしてくれます。

腹式呼吸法では横隔膜を上下に動かして呼吸するため、横隔膜を鍛えることができます。
また、自律神経の副交感神経への働きかけもあるため、緊張やストレスを軽減できます。
さらに、体全体の筋肉を緊張から解放するため、血液循環がよくなり、冷え性が改善されます。

他にも、腹式呼吸中はお腹が膨らむため、腸の活動も活発になります。
便秘の解消にも役立ちますし、私の場合は、お腹の内臓脂肪が減ってポッコリしたお腹が少しずつ凹む、といううれしい効果もありました。

腹式呼吸の具体的な方法

この腹式呼吸ですが、リハビリ運動の導入部分として意識して取り組むと大きな効果がでます。

具体的な腹式呼吸のやり方は以下の通りです。

1. 息を鼻から吸いお腹が膨らむのを手で確認しながら、口をすぼめてゆっくり息を吐く
2. リズムが掴めたら、吸う時の2倍の時間をかけてゆっくりと息を吐きだす
3. 慣れないうちは、吐き出す息に意識を集中する

腹式呼吸は、深呼吸ではなく普通の呼吸でおこなうようにしてください。

また、腹式呼吸に慣れたら、歩行時や階段昇降時にも行ってみましょう。
私の場合は、ラベンダー入浴をしながら、腹式呼吸をおこなっています。

腹式呼吸はおススメです

ただ、意気込んで頑張ろうとすると続きません。
まずは入浴中や家事や仕事の合間などで実践し、徐々に習慣化を目指しましょう。

腹式呼吸は、変形性股関節症の患者さんにとって大きな効果があります。
「リハビリ運動+股関節ケア」の一環として、ぜひ挑戦してみて下さい。

この記事が少しでも役立つことを願ってやみません。

 


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