変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
新年早々、ある記事を読んで驚きました。
それは、股関節の可動域が原因でアクセルとブレーキの踏み間違えてしまい、事故が多発しているという内容でした。
高齢者が
アクセルとブレーキの踏み間違いで事故が多発しているという内容のニュース。
最近、テレビでよく見かけるようになりましたね。
原因は、高齢者の判断能力に問題があるとされていますが、それらの中には、もしかしたら股関節が原因となる場合もあるのでは?と思ったのです。
専門家によれば
高齢者の場合、股関節が硬くなり太ももの筋力が衰えたりすることが踏み間違いの一因となる恐れがあるというのです。
股関節が硬くなると、股関節の可動域が狭くなる。
上半身を反転し右後ろに振り向いた時に一緒に足も右に動いてしまうため、自分ではブレーキを踏んでいるつもりでも、アクセルを踏んでしまうことがあります。
こうした踏み間違えは
右後ろを向いてバックする時や高速道路で合流する時、料金所での精算時に窓から腕を伸ばした時などに起きる可能性があります。
ブレーキとアクセルの間隔が近いと踏み間違いのリスクが高まってしまうため、さらにペダルの位置の高低差にも気を付ける必要がでてきます。
多くの車ではブレーキがアクセルよりもドライバーに近い位置についているので、段差が大きいとアクセルからブレーキに踏み替える時に足を引き上げて左にずらしてペダルを踏む必要が出てきます。
ペダルの踏み替えで使用するのは、太ももの筋肉ですが、太ももの筋肉が最も衰えやすいために足を持ち上げる動作が素早くできなくなるのです。
変形性股関節症が進行していくと
股関節の痛みがひどくなり、歩くのもやっとという状態になります。
そんな時ほど車を運転する機会が多くなるかもしれませんが、くれぐれも注意なさってください。
変形性股関節症患者にとって車を安全に運転するためにも、日頃から「リハビリ運動+股関節ケア」に取り組まれることをおススメします。
今回の記事があなたの股関節人生に役立つことを願ってやみません。
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