変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
「リハビリを継続することの大切さはよく分かっているけど、どうしても続かない。」
これは、変形性股関節症の患者さんがよく口にする言葉です。
中でも多いのが「時間があったらやる」と考えてしまうパターン。
そのせいでリハビリを先延ばししてしまい、結果的に続かない。
思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、何度もお伝えしているように、リハビリは継続することが本当に大事です。
そこで今回は、私がリハビリ運動を継続するために行った方法をお伝えします。
ぜひ参考にして下さい。
リハビリを継続するための効果的な方法
それは、
・ 1日のスケジュールをノートに書き出し
・ その中にリハビリを組み込んでしまう
というものです。
私の実際のノートを見ていただければ、そのイメージがつかめると思います。
ポイントは、次の日のスケジュール書き出しを毎晩寝る前に行い、書いた内容を布団に入ってから思い出すようにすること。
そうすることでスケジュールが頭に定着し取り組みやすくなります。
また、思い出すことで、いろいろな気づきもでてくるのです。
例えば私の場合、日々布団の中で内容を整理することを継続すると、
・ 仕事を7時間にするのが翌日の仕事の効率が最もよくなる
・ リハビリは2.5時間行うと調子がよい
という経験則が得られました。
またリハビリを継続するために大事になるのが
「何のためにリハビリを行うのか」をハッキリと意識することです。
例えば、人工股関節手術後のリハビリ。
私の場合、人工股関節手術後のリハビリは、
・ 歩行時の体の傾きを減らすために行うもの
・ そのためのリハビリ運動を毎日15分行うことが必要
と、「何のために」「どのような」リハビリを行うか明確に意識して取り組んでいました。
結果としてリハビリのやる気が大きくアップし、続けやすくなったのです。
リハビリを続けたいけど続かないのであれば
まず一度、私のやり方を試してみて下さい。
実際にやってみると「自分の場合はこうすればよい」というリハビリを継続するための方法が見つかるはずです。
この記事が少しでも役に立てば幸いです。