変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
2019年2月17日、特別な勉強会を開催することにしました。 それが「変形性股関節症患者のための正しい食事の話」です。
今日は、なぜこのような勉強会を開催するに至ったか、その想いをお伝えしたいと思います。
「変形性股関節症患者のための正しい食事の話」
私が医者から変形性股関節症と初めて診断されたときに言われたこと。
それは、 「しばらく保存療法で様子をみましょう。いずれ手術をすることになりますから。 まずは、体重を減らして股関節への負担を減らしていきましょう。」 ということでした。
当時、2007年頃。 その頃は股関節によい食べ物の情報などは全くなく”減量=通常のダイエット”という感覚が一般的でした。
この状況は現在も大差ないのですが、いずれ手術を想定する変形性股関節症患者にとって、 何の知識もなく無理な減量を行ってしまえば、骨や関節に大きな影響を及ぼすことになります。
実は人工股関節手術や再置換術をする場合
人工股関節挿入の土台となる骨の健康が最重要課題となります。
特に、年齢を重ねると骨粗しょう症の危険も出てくるため、骨の健康は更に重要となります。
そのため、どうしても必要となるのが「変形性股関節症患者のための正しい食事の話」。
骨や関節の健康は維持しつつ、股関節への負担を減らすための減量を行う。 そのためのキモとなる食事についてのお話です。
これが、私が「変形性股関節症患者のための正しい食事の話」を開催する根本の想いです。
今回の勉強会は
ZOOMというテレビ会議システムを利用したオンラインでの勉強会です。
普段は遠方で参加が難しいという方も気軽に参加できるようにと、新しい勉強会のやり方に取り組んでみました。
テレビ会議システムというと難しいイメージもありますが、実は簡単です。
勉強会当日、事務局からお送りするインターネットのアドレスをクリックするだけで、簡単に勉強会に参加することができます。 パソコン、スマホ、タブレットのいずれも大丈夫です。
「変形性股関節症患者のための正しい食事」について一人でも多くの患者さんに知ってほしい。 股関節によい食べ物について学び、健全な股関節生活を取り戻すための一助になりたい。
そんな想いで開催する勉強会です。 ご興味のある方は、ぜひご参加下さい。