変形性股関節症と正しく向き合う会代表理事の井口です。
「股関節が痛い。
痛い股関節をかばって歩くから、慢性的な腰痛になる。
そのせいで、夜もなかなか寝付けない。」
あなたは、そんなふうに股関節の痛みに悩まされていませんか?
今日は、そんな股関節の痛みに悩むあなたに「つま先たたき」をご紹介します。
「つま先たたき」ってご存知ですか?
「つま先たたき」というのは体操の一種です。
左右の足のつま先をお互いに触れ合わせるだけ、という体操です。
「これが運動?」と思われるかもしれませんが、股関節の痛みにすごくいいんです。
ちなみに、私はこのような感じで行っています。
実際にやってみるとわかるのですが、主に股関節より下の様々な筋肉や関節が刺激されます。
仰向けに寝てできる、とっても簡単な運動なんですよ。
「つま先たたき」のポイント
ポイントとしては、つま先に意識を集中して、両足のかかとが離れないようにすること。
私が「つま先たたき」を1か月続けてみてわかったこと
私がこの「つま先たたき」を知ったのは1か月くらい前のことです。
「これはいい」と感じて、かれこれ1か月ほど続けています。
具体的には、毎晩就寝前にベッドの上で「つま先たたき」を300回ぐらい行っています。
ただ、今でこそ300回行えるようになりましたが、最初は50回でも筋肉痛になりました。
もしこれから始めるということであれば、まずは50回、100回、150回と少しずつ回数を増やしておこなうとよいと思います。
1か月続けてわかったこと
1. 股関節とその周辺の筋肉が柔らかくなった
2. 長年の腰の悩みがほとんど出なくなった
3. すぐに眠れるようになった
1は、先ほどのポイントでもお伝えした通り、繰り返し左右の足のつま先を触れ合わせるだけで、股関節がほぐれることが大きいですよね。
この点は、すぐに効果を感じることができます。
そして、股関節がほぐれると股関節から腰にかけての筋肉の緊張が取れます。
結果として、腰もほぐれるんです。
さらに、つま先に意識を集中させることで、脳が活性化され、睡眠を促す脳内ホルモン「メラトニン」の分泌がスムーズになり、夜ぐっすりと眠れるようになるんです。
ぜひ試してみてください
私だけでなく、腰痛で悩んでいた私の夫にも大きな効果がでています。
腰痛が軽くなった、と大変喜んでいるんですよ。
本当に簡単な体操ですので、ぜひ一度お試しください。