変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
変形性股関節症になると、股関節が本当に痛みますよね。
こればかりは、なったことがないとわからない。
私もそうでした。
私の場合は、変形性股関節症の進行期~末期にかけて、股関節の外側が非常に痛くなりました。
ただ、2つポイントを押さえることで、股関節外側の痛みがとても軽くなりました。
今日は、股関節の外側が痛む私を支えた2つのポイントをお伝えします。
私の場合
先ほども書いた通り、変形性股関節症の進行期~末期にかけて股関節の外側が痛くなりました。
それは、左側の股関節が悪かったせいで、体を左側にゆらして歩く癖が原因でした。
左側の股関節をかばおうと左側の足が頑張って支えた結果、太もも外側の筋肉とお尻全体の筋肉がこわばり、痛みが出てくるのです。
当時、私は5分も歩くと左足太ももの外側がひどく痛くなり、途中休憩なしではとても目的地まで歩くことができませんでした。
股関節外側の痛みに対処するための2つのポイント
この痛みを何とかするために私が気を付けた2つのポイントがあります。
それが、「体のケア」と「筋力トレーニング」です。
「体のケア」
「体のケア」とは、先ほどの私のケースでの左側太もも外側・お尻の筋肉のような過度な負荷に耐えて痛んだ筋肉をほぐすこと。
体のケアには様々な方法がありますが、私の場合は、
1.アロマ浴で筋肉を温める
2.温まった筋肉にアロマ精油を使った「メディカル・アロマ・マッサージ」を施す
ことで非常に効果を感じることができました。
体のケアは、継続が本当に重要です。
実際、最初に人工股関節手術を受けてから7年経った私でも毎日続けています。
「筋力トレーニング」
ここでいう「筋力」とは、股関節周辺の筋肉のこと。
股関節周辺の筋肉をトレーニングするのが「筋力トレーニング」です。
こちらも様々な方法がありますが、私の場合は、
1.リハビリ体操。
これは、アロマ浴のあと毎日繰り返して行っています。
2.サーキットトレーニング
イメージとしては、カーブスで行うような運動です。
私の場合、一週間に3回ぐらい体を動かすと調子がよいです。
3.パーソナルトレーナーからの筋力トレーニング指導
月に1~2回、特に、下肢(下半身)の筋力強化を中心におこなっています。
このような「体のケア」「筋力トレーニング」を継続することは本当に大変です。
ただ、この2つを継続することで、私の場合は股関節の痛みが大幅に軽くなりました。
さらに、5年間継続すると、もともとの原因であった”歩行時に体を左右に揺らす癖”もなおりました。
最後に
保存療法をおこなっている方、人工股関節にしている方。
いずれにしても、「体のケア」と「筋力トレーニング」を行うことで、股関節の痛みが軽減される可能性が高まります。
さらに、この2つは健康維持のための両輪メニューです。
どうか楽しみながら継続するようにして下さい。
私の経験が少しでも皆さんのお役に立つことを願ってやみません。