変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
最近、本当に寒くなってきました。
朝晩の冷え込みで、股関節の痛みが強くなってしまった方も多いでしょう。
私も闘病時代には本当に悩まされましたへ
そこで、寒さからくる股関節の痛みを少しでも軽くしようと、様々な試行錯誤を行いました。
今回は、その中で効果を実感した”股関節の痛みを軽くする食べ物”を6種類お伝えします。
食べ物を変えると股関節の痛みが軽くなるだけでなく、身体によい影響も与えてくれます。
まずは可能な範囲で、日常の食卓に取り入れてみて下さい。
股関節の痛みに効く6つの食材
1.コンドロイチンを含む食材
コンドロイチンとは、なめこ、オクラ、納豆、ふかひれなどに多く含まれる成分で、股関節の軟骨をサポートする効果があります。
日常の食卓への取り入れる場合、
・なめこのお味噌汁
・オクラのあえもの
・納豆
・ふかひれスープ
といった献立があります。
今のような寒い時期には、温かい料理に使う食材として活用することがおススメです。
2.グルコサミンを含む食材
グルコサミンは、コンドロイチン同様に股関節の軟骨をサポートしてくれる成分です。
エビやカニ(特に甲殻類の外殻のキチン)、鶏の手羽先、長芋、山芋などに含まれます。
ただ、通常の食事では体に吸収されにくいと言われていますので、サプリメントをうまく活用するとよいかもしれません。
3.ショウガ
ショウガには、股関節の炎症を軽くする効果があります。
寒い時期には、水炊きやサムゲタン、豆乳鍋鍋といった鍋もので摂取することがおススメです。
鶏肉のショウガ蒸しや生姜湯、ショウガのスープなどで摂ってもよいと思います。
4.ターメリック
ショウガ同様、ターメリックにも股関節の炎症を抑える効果があります。
実際の料理では、カレーが代表格ですね。
アツアツのおいしいカレーを食べて、股関節の痛みを軽くしましょう。
5.青魚
青魚には、股関節の炎症を軽減するオメガ3脂肪酸が豊富に入っています。
サケ、イワシ、サンマ、うなぎ、まぐろ、ブリなどの青魚を積極的に取り入れてください。
股関節の痛みが軽くなる可能性があります。
また、痛みの軽減だけでなく、おいしくて健康にも非常によい食材です。
上手に活用しましょう。
6.ザクロ
あまり知られていませんが、ザクロには骨と関節の健康を維持する効果があります。
それだけでなく抗酸化作用や抗炎症作用もあり、変形性股関節症の患者としては積極的に食卓に取り入れたい食材です。
ザクロそのものをおいしくいただくのが一番ですが、さっぱりとザクロジュースでいただくのもおススメです。
参考までに
股関節の痛みがひどくしてしまう可能性のある食材も挙げておきます。
それは、マーガリンや紅花油、コーン油などの不飽和多価脂肪酸を含む油です。
もう少しお伝えすると、マーガリンの場合はトランス脂肪酸、コーン油の場合はオメガ6脂肪酸などが問題となります。
不飽和多価脂肪酸を含む油は股関節の炎症を進行させてしまうため、なるべく普段の食事で使わないようにした上で、使う場合は量を減らす工夫が必要です。
股関節の痛みに効く6つの食材を紹介しました
これらは、摂ったからといってすぐに股関節の痛みがなくなる、という即効性の高いものではありません。ただ、継続して摂ることで股関節の痛みを和らげ、身体を根本から元気にしてくれますので、できる範囲で食卓に取り入れてみて下さい。
もし何か相談したいことがあれば、協会で個別相談付きメディカル・アロマケア個別体験会や個別相談も開催しておりますので、うまく活用してください。
この記事が少しでも役立つことを願ってやみません。
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