変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
当ブログを訪問される変形性股関節症の患者さんには
インターネット検索を何回も試みてようやくこのブログに行きついた方も多いと思います。
その点、大変うれしく思っております。
ただ、変形性股関節症に悩む患者さんは、きっと当ブログ以外にも病院、整体院、整骨院などを渡り歩くなど、色々なことを試されているのではないでしょうか。
もちろん、いまだに放浪中の方もたくさんいらっしゃると思います。
実は
放浪する患者さんがどこに行っても満足できないのは、当然です。
なぜなら
「股関節が痛いのを”すぐに”どうにかしたい」
ということだけにフォーカスしているからです。
股関節の痛みを”すぐに”なくそうと様々なことをつまみ食いするために、ジプシーのように放浪の旅が永遠に続くわけです。
結果として、我慢できずに人工股関節手術への道筋をたどることになります。
放浪に時間をかけるぐらいなら
訪問先で以下の質問についてたずねてみて下さい。
「リハビリ運動+股関節ケアの両輪の重要性」
「なぜ、股関節が痛くなるのか?」
「股関節周辺の筋力強化だけをすればよいのか?」
「股関節に繋がっている筋肉の部位と名称を知っていますか?」
「○○療法を受けたら、どうして効果があるのかを尋ねていますか?」
「人工股関節手術を受ける前に、自分の体の中に入れる人工股関節が
どこのメーカーで、どうして医者がそれを選んだのかを聞いていますか?」
訪問先で自らが得た情報の中から疑問に思ったことを尋ねることで必ず知識が増え、自分自身の選択能力が磨かれます。
実際、私の場合は整体院に行ってもマッサージ店に行っても分からないことがあったらその場で尋ねるようにしています。
ところで最近
ある柔道整復師の先生と話をしていて「患者教育の必要性」が話題になりました。
最近の患者の動向を注視してみると、私も同様のことを感じています。
私の闘病経験から申し上げると
自らの努力なしで症状を改善することは絶対にできません。
患者自身が依存体質から脱却する必要があると考えています。
自らが地道に努力して、「リハビリ運動+股関節ケアの両輪」で症状を改善していくしかないのです。
とにかくこの考え方を頭と体にしみ込ませて
自分に合った方法で、ある一定期間、最低3カ月、6カ月、12ヶ月ぐらいは続けてみて下さい。
その場合、「リハビリ運動+股関節ケアの両輪」ということが満たされるサービスを選択されて下さいね。
間違っても片方だけでは結果は出ませんから、ご注意ください。
そうすれば、必ずよい結果につながると思います。
なぜなら、私自身が実践してきて結果を出しているからです。
この基本的な考え方が
あなたの闘病生活に役立つことを願ってやみません。
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