変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
最近、私のブログを読んで、相談してこられる方が増えてきています。
ただ、一つ懸念しているのが、相談内容についてです。
以前は、ご自身の変形性股関節症でずいぶん悩まれた結果、
「今後どうしたらよいのか分からない」
といった相談内容が多かったです。
ところが最近、
「○○療法って、いいんでしょうか?」
「いい病院やいいお医者さんを紹介して下さい。」
というようないわゆる”単刀直入”の答えを求めてこられる方が増えています。
実際のところ
このような質問は答えるのが難しいです。
なぜなら、この質問に対する答えは人それぞれ違うから。
その答えは、実際に体験して質問された方自身の判断が正解だからなんです。
例えば、「○○療法」が合うかどうかを知りたいのであれば、実際に体験することで、自分の症状に合うか肌感覚で分かります。
逆に言えば、私に合う方法だったとしても質問された方が試してみない限り、その人に合うかどうかはわかりません。
病院や医師については特に注意が必要です
以前のブログ記事でもセカンドオピニオン、サードオピニオンの必要性をお伝えしたのですが、大学病院や有名病院がよいとは限りません。
こういった病院では、医師とリハビリ部門との連携ができていない場合が多いからです。
さらに、大病院では医師が他の病院に移る可能性があります。
できれば、股関節の専門医でリハビリ施設を併設しているところが望ましいですが、いずれにしても実際にご自身で話を聞きに行って、お医者さんと話をしてみての感覚を大事にする必要があります。
まずは
私のブログをじっくり読んでいただき、その上でご自身が変形性股関節症とどのように向き合っていくのかを決めていただくことが何より重要です。
安易に答えを求めるのではなく、ご自身でじっくり考えた上で、変形性股関節症と向き合ってほしいと考えております。
あなた自身のこれからの人生を明るくするためにも!