【変形性股関節症との向き合い方】私は「スポーツ観戦」で闘病生活のつらい時期を乗り越えました

変形性股関節症と正しく向き合う会代表理事の井口です。

変形性股関節症になると、今後の闘病生活に不安がでてきます。
また、股関節の痛みがひどくなると外出も減ってしまいます。

そんな状態が続くと、患者さんの気分はどうしてもふさぎがちになると思います。
私の場合も、同じことが起こりました。

そんな私に役立ったのが

”気持ちを前向きにすること”です。

実際に心の底から前向きになることは難しいと思いますが、気持ちを無理にでも前向きにすることで、つらい時期をなんとか乗り切ることができました。

今日は私が”気持ちを前向きにすること”ために行ったことを実体験に基づきお伝えします。
気分の落ち込みに悩む患者さんの状況を少しでもよくするためのヒントになれば幸いです。

私が”気持ちを前向きにする”ためにやったこと

それは、スポーツ観戦です。

私の場合

変形性股関節症になってから自宅に引きこもりがちになりました。
特に痛みのひどい末期は、仕事での外出も満足にできずずっと自宅に閉じこもっていました。

その状況が続くと、当然気持ちがどんどんふさぎ込んでいきます。
精神的にも暗い気持ちが続き、マイナス思考に陥るようになりました。

そんなつらい状況を変えるきっかけになったのが

テレビでのスポーツ観戦でした。

サッカー、バレーボール、陸上競技。
マラソン、水泳、卓球、フィギュアスケート。
スピードスケート、スキージャンプ。

様々なスポーツをテレビ観戦することで、気持ちがウキウキするようになったのです。

中でも特に気持ちを前向きにしてくれたのが

サッカーの試合でした。

サッカーでは、海外で活躍する日本人選手やワールドカップを経験した国内組の選手がたくさん出場するのですが、そのような選手は、海外というアウェイの環境で常に結果を出しながら活躍し続ける必要があります。

そのため、精神的にもかなりタフな人しか生き残れません。
その「精神的にタフでなければ生き残れない」という状況が変形性股関節症と向き合う私自身の状況と重なり、マイナス思考になりがちな私の気持ちを奮い立たせてくれたのです。

変形性股関節症の患者さん

ぜひ、あなたの気持ちをプラスに変える”何か”を見つけて下さい。

私のようにスポーツでもいいです。
お笑いで楽しい気持ちになることでもいいです。

何でもよいので、アナタ自身の気持ちを奮い立たせてくれるものをぜひ見つけ、現在の困難な状況をなんとか乗り越えて下さい。

私は、変形性股関節症に悩む人が一人でも減ることを心から願っています。