変形性股関節症患者に多い、出っ尻とそり腰について

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

私は若い頃から出っ尻(でっちり)とそり腰でかなり悩んでいました。

協会のメディカル・アロマケア体験会に参加される患者さんの姿を拝見していると、私と同じような悩みを持っている方が実に多いということに驚いています。

これは、変形性股関節症患者の特徴のように思われます。

メディカル・アロマケア体験会

ではなぜこのような体形になるのでしょうか?

それは、骨盤が前に傾いてしまうと下腹部が前に押し出され、お尻が後ろに突き出てしまうから出っ尻となり、同時にそり腰にもなるからです。

また40~50代の女性の場合、特に筋力が著しく低下します。
結果、お腹の筋肉が弱くなってしまい、そり腰になってしまいます。

さらにこの年代は体の代謝も悪いため、急激な体重の増加によって、お腹周りに脂肪がついてしまいます。
その重みで体が前方に傾いてしまうのです。

さらに、変形性股関節症になると股関節の前面の筋肉が硬くなります。
それにより骨盤が前方に傾いて、腰の反りが強くなることが原因として考えられます。

このように

骨盤の前傾姿勢、急激な体重増加、股関節前面の筋肉の硬直などのように、いくつもの要因が重なって「出っ尻」と「そり腰」になってしまうのです。

このそり腰が原因で

ずっと腰痛に悩まされていた私ですが、現在はその腰痛もずいぶん改善されてきました。

私の場合は、10キロの減量のおかげでお腹周りの脂肪がかなり減りました。

加えて、腹筋、スクワット、背筋などを行うようになってから、少しずつではありますが出っ尻とそり腰が改善してきました。
今後も継続して取り組んでいくつもりです。

変形性股関節症の患者さんで

「出っ尻」と「そり腰」に悩んでいる方がいらしたら、ぜひ私のように取り組んでみて下さい。

この記事が少しでも役立つことを願ってやみません。

今日のリハビリ運動

そり腰を治すための運動です。

 

 


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