変形性股関節症と正しく向き合う会代表理事の井口です。
このブログにお越しいただく方がgoogleやyahooで検索される”キーワード”。
その中に多いのが、「変形性股関節症 ブログ」という検索キーワードです。
変形性股関節症と診断され、不安な気持ちで「変形性股関節症」について調べたい。
変形性股関節症が進み、股関節の痛みを何とかしたい。
変形性股関節症の手術後のリハビリについて、リアルなところを知りたい。
・・・
そんなふうに悩まれている方が「変形性股関節症 ブログ」というキーワードで検索されているのかもしれません。
今日は、そんな患者の方に向けて、このブログがなぜ開設されたのか、というお話をしたいと思います。
初めてこのブログにお越しになった方。
これまでブログを読んでいたけど、改めてこのブログの目指すところを知りたい方。
そのような方は、ぜひご覧ください。
そして、もし共感していただけるようであれば、他の記事も読んでみて下さい。
このブログは
一言でいえば
・ 変形性股関節症で悩むすべての方に
・ 患者であった私が心底知りたかった「本当に使えてすぐに役立つ実体験を踏まえた情報」を
・ わかりやすくお伝えする
ためのブログです。
私は
2007年に両足を変形性股関節症と診断されました。
特に、左側の股関節は末期状態。
そのため、2010年に左側股関節の人工股関節の手術、2012年には右側股関節を人工股関節にする手術を受けました。
闘病期間は5年間。
その期間中、私は2つのことに悩まされていました。
1つめは、いい医師になかなか巡り合えなかったこと
変形性股関節症と診断された時に出会った医師に対して、私は信頼関係を全く築くことができませんでした。
患者に分かりやすい言葉での説明もなく、どうすればいいのかもあやふや。
足を引っ張る治療を勧められて試してみましたが、治療後に痛みがよりひどくなる。
さらに私が一番大事にしていた仕事について、にべもなく「辞めた方がよい」と突き放される。
あまりの「患者目線の欠如」に大きな不信感がつのったことを覚えています。
その状況を打破しようと、私は一生懸命考えました。
・ 患者である自分にとってのいい医師とはどんなものか
・ どうすればいい医師に会えるのか
そんな問いの答えを、必死で探したのです。
最終的には素晴らしい医師に巡り合うことができたのですが、そこで心底感じたのが「本当に患者の目線で役立つ情報がなさすぎる」ということでした。
2つめは、いつまで続くかわからない股関節の痛みとの闘い
末期状態の私の股関節には、絶えずひどい痛みがありました。
股関節の痛みをどうしても何とかしたかった私は、本当に様々な試行錯誤をしました。
とにかく、できることを何でも試してみる。
情報を集めて、実際に動いてみる。
結局、私が最後にたどり着いたのはアロマクリームを使ったマッサージでした。
ただ、その過程で常に感じていたことが、ここでも「本当に患者に必要な情報が足りない」ということでした。
この2つに共通するのは
「本当に患者が求める変形性股関節症の情報が不足している」
という問題。
この問題を何とかしたい。
同じように、情報不足で苦しむ患者さんの力になりたい。
そのために何をすればよいかを自問自答した結果、変形性股関節症の患者さんに「本当に必要な情報」を届けるための手段の一つとして、このブログを開設しました。
これが、私がブログを開設した一番の理由です。
ぜひ、一人でも多くの変形性股関節症に悩む患者さんに読んでいただき、少しでもお役に立ちたいと思います。