下半身の筋力アップが美肌への近道

変形性股関節症と診断された!そのショックが落ち着いたときに考えるべきコトをまとめました

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

40代から急激に筋肉量の低下が進むということは

以前、お伝えしたことがあると思います。

そのため、筋力アップが必要となるのですが、全身の筋肉の70%は下半身に集中しています。
効率的に筋力アップするには、下半身から開始するのがよいですね。

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また、変形性股関節症の患者さんは

股関節周辺の筋力を強化することが重要なのですが、その前に疲れ切った筋肉をしっかりとケアした上でリハビリ運動を開始するようにして下さい。

工場の機械だって休みなしで働かされたら、機械が故障してしまいます。
ときには、油を差して休ませることも大切なことですね。

私たちの体だって同様のことが言えるはずです。

私の闘病経験から申し上げると、リハビリ運動+股関節ケアの両輪を続けるからこそよい結果が出るのです。どちらか一方を続けたとしても良い結果は出ません。

この点については、しっかりと頭に入れておいてください。

話は冒頭に戻りますが

実は、この下半身の筋肉から美肌ホルモンが出ています。

実際には、30種類以上のホルモンが存在しているのですが、この美肌ホルモンはマイオネクチンと言われていて、メラニンを抑制し、シミを出来にくくします。

マイオネクチンが血管を通り、顔の皮膚へと到達。
メラニンを抑制する。
これが、シミを抑制してくれるマイオネクチンの流れになります。

変形性股関節症患者さんにとって下半身のリハビリ運動は、やりたくない運動の一つです。

ただ、この運動が美肌効果に直結しているということが分かれば、断然やる気が出るのではないでしょうか。

同様に

下半身のリハビリ運動の効果は減量においても効果的です。

やはり体全体の筋肉の70%が下半身にあるということから、下半身のトレーニングをすることで減量を効率的に進めることができます。

両股関節を人工にしている私のケースでいうと

リハビリ、減量、美肌効果も兼ねて、駅の階段、自宅の階段などを利用しています。

上り階段では、大殿筋(お尻の筋肉)、中殿筋(お尻の横の筋肉)、ハムストリングス(太ももの筋肉)が鍛えられます。

下り階段では、腹直筋(お腹の筋肉)、大腿四頭筋(太ももの筋肉)
中殿筋(お尻の横の筋肉)が鍛えられます。

筋肉の部位と名称は、下図をご覧下さい。

ただし

これら階段上り下りの運動については、必ず専門家の指導のもとで行って下さい。

この記事が少しでも今後のリハビリに役立つことを願っております。

今日のリハビリ運動

腹筋を鍛えるプランクという運動です。

 


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