変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
協会にご相談にお見えになる患者さんのほとんどが
50代~60代の女性です。
これらの方々の主な共通点は、下記の通りです。
①変形性股関節症と診断され、医者から手術を勧められている。
②仕事を持ちながら親の介護をしている。
③以前、親が人工関節手術を受けたのだが、術後の経過が悪く介護状態のため、自分自身の手術について不安を持っている。
④股関節の痛みがひどくて、インターネット検索してありとあらゆる場所に通ってみたがなかなか悩みが解消されずに、未だ渡り鳥現象が続いている。
⑤股関節の痛みがひどくて日常生活もままならない状態が長く続いているために暗い気持ちになり、自分の将来に全く希望が持てない。
8年前までは私も全く同じ状態だったので
患者さんの気持ちが痛いほど良く分かるのです。
そんな状況であっても絶対に諦めないでほしいと思います。
リハビリを重視している主治医を選ぶこと、「リハビリ運動+股関節ケアの両輪」を諦めずにコツコツと積み重ねていければ必ずよい結果が出るはずです。
なぜなら私自身がそのことを実体験していて、未だに挑戦中だからです。
ただし
自分からは何もせずに、医師やリハビリ従事者に依存している人は、いつまで経っても良い結果は得られません。
患者さんの中には、手術の入院期間が短い=医者の技術が高いと理解している人がいます。
勿論、医者の技術の高さも重要ですが、それ以上に大切なことは術前と術後のリハビリをどれだけしっかりとやってくれるのかということなのです。
もしあなたが術後の明るい未来を望んでいるのなら
自分自身が残りの人生をどのように生きたいのかを明確にしておくべきです。
その夢をきちんと文章に残して、早く実現できるよう、リハビリ指導を主治医に前もってお願いしておくことをおススメします。
なぜなら、現状の医療制度の枠組みでは、何も言わなければとりあえず「杖歩行ができればそれで良い!」とされてしまうからです。
やはり自分の中にしっかりと軸を持っているかいないかでその後の人生が決まってしまうように思います。
誰に何を言われてもブレない姿勢で「リハビリ運動+股関節ケア」に取り組める人は、術後の夢も実現する可能性がずっと高くなるはずです。
私の師匠から教わった言葉に
「諦めなければ必ず成功する」があります。
変形性股関節症と正しく向き合う会を設立した直後は、ブログで発信しても全く反応がありませんでした。
3年目に入ってようやく反応が返ってくるようになっています。
当初、周りからは諦めた方がよいと言われ続けてきました。
ただ、私のように辛い闘病生活を送っている人は絶対にいるということを信じて、その方々が少しでも前向きな闘病生活が送れるように少しでも力になりたいという気持ちで、ずっと頑張ってきました。
おかげさまで、今では、少しずつご相談者が増えてきています。
ここまでの道のりは、本当に大変でした。
そして
師匠の言葉「諦めなければ必ず成功する。」を信じ、今でも努力の日々が続いております。
変形性股関節症で辛い日々を送っている皆さんも私と一緒に頑張っていきましょう。
この記事が少しでもあなたの今後の人生に役立つことを願っております。
今日のリハビリ運動
通常のスクワット運動です。
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