変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
2010年に最初の人工関節手術を受ける1年ぐらい前から
次第に股関節の痛みがひどくなってきた私は、股関節日記をつけることにしたのです。
股関節日記といっても、簡単な表をオリジナルで作成したもの。
私が提唱している「リハビリ運動+股関節ケアの両輪」が出来ているかどうかをチェックして、さらに、毎日の歩数も記入するできるようにした日記です。
これを手術までの1年間、さらにもう片方の股関節手術までの1年半の間、記録し続けました。
最初の1~3カ月の間、記録を続けていったところ
私の股関節の状態がよく分かるようになりました。
その3カ月間で、末期だった私の限界歩数が分かるようになってきたのです。
当時の私の1日の限界歩数は、6000歩でした。
そこで、6000歩を超えた翌日は、外出を控えるようにして自宅でゆっくりと股関節を休めるようにしていました。
また、股関節日記から得た情報をもとに仕事のスケジュールも調整することができたので、手術の前日まで仕事を続けることができました。
その結果、手術までの間、痛み止めの薬を服用しないで過ごすことができました。
現在協会にご相談にいらっしゃる患者さんには
私自身の経験を踏まえ、股関節日記を記録するようにアドバイスしております。
自分の股関節の状態を正確に知ることで、仕事や家事などを上手にコントロールすることができ、股関節の痛みとも上手に付き合うことができるようになるのです。
また、股関節日記は「リハビリ運動+股関節ケアの両輪」を確実に行うための基礎情報となるため非常に重要です。
いずれにしても
自分自身の限界歩数を正確に知ることで、股関節の痛みがひどくならずに日常生活を送ることができるようになります。
更に、股関節日記を数年単位で記録することで自分の股関節の状態がどのように変化してきているのかを理解できるようになり
医師の診察やリハビリの際にも役立つ情報として提供することができるはずです。
股関節日記にご興味をお持ちいただいた方は、こちらの記事もご覧ください。
仕事における限界歩数の条件や移動ルールについてさらに詳しく知ることができます。
変形性股関節症の患者さんは
これを機会に、ぜひ股関節日記に挑戦してみて下さい。
この記事があなたの闘病生活に役立つことを願っております。
今日のリハビリ運動
脇の下、脇腹、背中のストレッチ運動です。
いつも本格的な運動する前におこなっています。
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