変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
変形性股関節症の保存療法、手術療法、いずれの方法で治療を進めるにしても、本当に大切になってくるのが股関節の適切なケアと継続的な運動です
今日は、なぜ私がそのように確信するに至ったのか、私の実体験を通してお伝えします。
変形性股関節症で闘病中のあなたに、心から伝えたいメッセージです。
ぜひご覧ください。
私は
2007年に変形性股関節症と診断され、2010年に左側を人工股関節に、2012年に右側を人工股関節にする手術を受けました。
当時、健康についての意識がほとんどない上に、運動する習慣も全くなかった私は、だんだんとひどくなる股関節の痛みを週1回のペースでアロママッサージや通常のマッサージでしのいでいました。
その意識が変わったのは
人工股関節手術後の入院リハビリからです。
適切なメニューで運動をすることで、全く歩けない状態がどんどん改善していく。
そのことを自分の体を通して体感したことで、運動のすばらしさを心から感じたのです。
このときの理学療法士の先生には、本当に感謝しています。
それからというもの
変形性股関節症の運動について、詳しく勉強するようになりました。
さらに、よいと思ったことは色々と試してきました。
その中で確信したのが、
・ 股関節に痛みがある場合は、股関節のケアをしてから運動をする
・ 保存療法、手術療法のどちらを選択しても継続的な運動が必要である
ということ。
私自身の結果でいうと、上記を継続的に実践してきたため、術後6~8年が経った今では両股関節ともすこぶる順調な回復ができています。
ちなみに
現在の私は、次のような対処をすることで、ベストコンディションを保つようにしています。
・ 毎晩、アロマ入浴をする
・ 週に2~3回は、サーキットトレーニングを行う
・ 月に2回は、パーソナルトレーナーから指導を受ける
・ 1日2回程度オリジナルクリームで腰をマッサージして、腰痛予防のストレッチを行う
(股関節に痛みがないため、腰を中心にケアをしている)
・ 体の状況に応じて、整体かマッサージを週に1回受ける
運動面でのポイントとしては、パーソナルトレーナーからの直接指導です。
基本的に、サーキットトレーニングは現状維持のためのものだと感じており、ベストコンディションを保つためには、継続的に筋力を強化する必要があるためです。
本当は、上記のメニュー以外にも減量に取り組みたいと思っています。
人工股関節を長く保つためには、減量することも非常に重要です。
これは、次の私の目標です。
あなたも股関節ケアと運動を続けてみませんか
変形性股関節症に悩んでいるとしても、適切な股関節ケアと継続的な運動で自分にとっての最善の状態になれる可能性が高まります。
継続は力なり。
あなたも一緒に頑張ってみませんか。