変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
インプットとアウトプット
アナタも、これらの言葉をご存知だと思います。
インプットは脳に知識や情報を受け取ること、「読む・見る・聞く」などの行動です。
アウトプットは外へ情報を発信すること、「話す・書く」などの行動になります。
知識や情報を取り入れること=インプット
これが自分の成長につながると思っている人は多いです。
ただ、実はインプットだけでは頭に知識は残りません。
取り入れた知識や情報を発信=アウトプットしなければ、頭の中に知識として残らないのです。
というのも、インプットした知識や情報は長くても1ヶ月近くしか頭に残りません。
インプットしたものを自分の成長に繋げたいのであれば、実際の行動としてにアウトプットしない限り、一過性のものとして消えていくだけになります。
「3:7」という比率をご存知でしょうか
これは、得た知識を定着させるために最適なインプットとアウトプットの割合です。
自分にとって大切な情報を3インプットしたら、7アウトプットしてみる。
例えば、好きなことについてたくさん人に話してみたり、SNSで発信してみる。
こういったアウトプットの量が多ければ多いほど自己成長に繋がるのです。
変形性股関節症の患者さんの場合でいえば
「このブログを読んでよいと思ったことを実際に試す」ことが一つのアウトプットになります。
よいと思ったことを何度か試してみて、問題点があればそれらを修正する。
そういう良質のアウトプットを行うことで、得たインプットが自分の中に定着するのです。
ちなみに、特に変形性股関節症の患者さんの場合には、
・ リハビリ運動の方法
・ 運動器具やマッサージグッズが自分に合うか
については、信頼できる技術のある専門家から事前にアドバイス(=良質なインプット)をもらうことを強くおススメします。
専門家のアドバイスを素直に受け入れ、実際に試してみる。
もし何か問題点を感じたら、修正して改善していく。
これが、変形性股関節症の患者にとっての最適なインプット/アウトプットの一つの形です。
「そんなことは面倒くさい」
そう思われる方もいらっしゃると思います。
ただ、この段階を踏まないとアナタの股関節の状態は本当の意味でよくなることはありません。
試してみる→問題点を見つける→専門家の意見を聞く
修正して再度試してみる→問題点を見つける→専門家の意見を聞く
修正して再再度試してみる・・・
この流れを繰り返すことで、アナタ自身に合う変形性股関節症の克服方法を確立できます。
この流れは、股関節だけではなく、仕事、勉強、趣味、資格取得など、どんな分野でも応用できる非常に優れた方法です。
アナタもぜひお試し下さい。
この記事が今後のリハビリ生活において役立つことを願っております。
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