変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
変形性股関節症になったら、闘病に時間を取られます。
痛む股関節のケア。
通院。
日常動作も体をかばいながらなので、時間がかかる。
結果として、その他のやらなければならないことが遅々として進まなくなります。
今日は、変形性股関節症の闘病中でも様々なことをこなしていかなければいけないアナタのために、私が実際に行った”時間の管理”についてお伝えします。
「変形性股関節症のせいで時間がなくなった」と焦りを感じることがあるのであれば、参考になるかもしれません。
ぜひご覧ください。
変形性股関節症になると
こなさなければならないことが、これまで通りにはこなせなくなります。
私の場合、特に困ったのは仕事ができる時間が非常に限られてしまったことでした。
これまでできていた仕事が思うように進まない。
それどころか、家事もおぼつかない。
やらなければいけないことがどんどん遅れていく。
結果として、大きな焦りが生まれてきます。
焦りが大きくなると、心の余裕がなくなる。
その状態で変形性股関節症に立ち向かうのは本当にきつかったのを覚えています。
そこで私が取り組んだのが
仕事ができる時間を正確に把握すること。
毎日の股関節の状態を日記形式で記録する。
さらに、股関節の状態と仕事のスケジュールを突き合わせる。
そうすることで、
・ 実際に股関節がどういう状態であれば仕事ができるのか、
・ また、どのくらいの時間、どのくらいの量の仕事ができるのか、
それが明確になりました。
そこで分かったのが、仕事に使える時間は思ったよりはるかに短く、限られた量の仕事しかできないこと。
特に変形性股関節症の末期は股関節の痛みがひどかったため、股関節のケアをしっかり行い、股関節の状態を良くしなければ、全く仕事にならないことが分かりました。
そこで、末期は仕事の営業での外出を1日置きにすることを前提にしてスケジュールを立てていました。
これは仕事の話ですが
家事などの他のことについても、同じように「可能な時間の長さ」「量」を把握することで、やらなければならないことを着実に進めていくことができます。
このように、意識して「時間の管理」を行うことで、
「あれやらなきゃ」
「これやらなきゃ」
がなくなるため、焦りが減り、心が軽くなると思います。
アナタもぜひ試してみてください。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。