変形性股関節症-自分の病状を正しく知る

変形性股関節症-自分の病状を正しく知る

変形性股関節症と診断されてしまった。
そんなあなたは、ご自分の症状を正しく把握していますか?

 私が最近よく相談される内容に、
「股関節が痛いのですが、どうしたらよいでしょうか?」
というものがあります。

そんな時に私がお尋ねするのは、「お医者様には診てもらっていますか?」という質問。
ほとんどの相談者の方からは、「いえ、まだです」という答えが返ってきます。

実は、これは非常によくない状況です。

そして、このような方は、できるだけ早く2つの対処を行う必要があります。

今日は、変形性股関節症と診断されてしまったあなたが、ご自身の病状を正しく知るために行うべき2つの対処をお伝えします。

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 一つ目-まずは病院に行くこと

相談される方の中で、そもそも病院に行っていないという方は非常に多いです。

病院に行くのが怖いのは理解できますが、まずは、自分の股関節がどのような状態なのかを知らないと話を先に進めることができません。

正直に言って、最初に診断された時にはかなりショックを受けると思います。
ただ、正確な診断をしてもらうことで、自分の股関節の状態がしっかりと把握できるようになります。
そうすると、次に何をしたら良いのかが少しずつ分かってきます。

 正確な状態を知らないことは、病気を過剰に恐れることにつながり、結果としてマイナスに考えるようになり、不必要なほどに落ち込む可能性があります。

まずは、ご自身の状態を正確に診断にすることに集中することが重要です。

2つ目-セカンドオピニオンをする

相談に来られる方の大半は、1人のお医者様にしか診てもらっていません。

私の経験を踏まえても、自分の病状を正しく知るには、まずは、数人の医者に診てもらうことが重要です。
通うのが大変だからと言って、近所の医者だけに頼るのは本当に危険です。

その際は、
 ・ 股関節を専門にしている医者に診てもらうこと
 ・ リハビリを重要視している医者であること
 ・ 3人ぐらいの医者に診てもらうこと

この3つの条件を満たすことが出来ればベストです。

私の場合

自宅近くの整形外科、大病院の整形外科、友人の紹介による股関節専門医の3人に診てもらいました。
結果、「変形性股関節症の臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)の進行期」と診断されました。

その他にもう2か所連絡しましたが、いずれも診察までに1年待ちということでした。
ただ、当時は正確な診断をしたかったため、一年後の予約を入れておきました。

その前に信頼できる医者が見つかったので、予約はキャンセルしましたが。

セカンドオピニオンを行うと

どの医者も経過観察ということで、まずは、「保存療法」をすすめると思います。
その際、その病院で定期的にリハビリ指導ができるかどうかを必ず確認するようにして下さい。

さらに、医者以外でも
・同じような病気を経験している人
・股関節専門の理学療法士
・技術のあるパーソナルトレーナー

など、変形性股関節症の症例を多く持っている人から話を聞くとよいです。

そうすることで悩んだり不安を抱えたりしているのは自分だけではないと分かります。
自然と気持ちがラクになりますよ。

インターネット、本や雑誌の情報だけを頼るのではなく、自分の目、耳でしっかりと確認した情報をもとに判断するようにして下さい。

まとめ

上記のような積極的なアプローチをすることで、少しずつ心の負担が軽くなり、病気に対しても積極的に取り組むことができるようになります。

ぜひ、最初の一歩としてご自身の病状を正確に知ることから始めましょう。

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