変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
ブログに減量のことを書いたら、たくさんの方々が読んで下さっています。
おそらく変形性股関節症と診断されると、医師から減量を勧められる人が多いということもあるのでしょうね。
私の場合は
両足の人工股関節をできるだけ長く保ちたいという想いから、今回減量に挑戦しようと考えました。
今まで何回か減量に取り組みましたが、すぐにリバウンドしてしまい、成功しませんでした。
2018年11月からスタートした減量ですが、最初の4~5キロは、自己流でも簡単に減らすことはできましたが、10キロの減量となると、これは、なかなか難しいです。
そこで
協会のセミナー講師としてお願いをしたことのある管理栄養士の熊野先生から今回、直接指導を受けることにしました。
その結果、無理なくラクに、外食や市販のおかずやお弁当だけで毎月1.0~1.5キロのペースで減量することができています。
今まで
月1回のペースで個別面談を3回、受けました。
1回目(3月3日)
目標設定シートの記入、状況確認シートの記入、食事記録表(1週間)を渡されました。
1回目と2回目の間には、1週間分の食事記録表を記入し、熊野先生に送ります。
食事記録表を記入することで、自分に足りない食べ物が一目瞭然。
夕食の買い物時に、足りない食べ物を購入するようになりました。
毎朝起床時に体重測定を行い、手帳に記録します。
2回目(5月11日)
先生の状況報告書をもとに、次回までに意識すべきことの説明を受けます。
足りない食べ物の取り方、食べる時間、食べる順番などを意識するようになります。
2回目と3回目の間には、1週間分の食事記録表を記入し、熊野先生に送りました。
継続して毎朝起床時に体重測定を行い、手帳に記録します。
この頃になると、減量の習慣化ができるようになりました。
ただ、便秘の悩みも出てきました。
3回目(6月29日)
先生の状況報告書をもとに、今後意識すべきことの説明を受けました。
便秘解消のために必要な食べ物を教えていただき、さらに全体的に食べる分量が少ないので、間食用おやつの紹介など、間食を上手に取り入れることをアドバイスされました。
3回の減量個別相談の結果として
体重については、1ヶ月約1キロペースで減量が成功しています。
大きな停滞期がなく減量が進んでいるのは、定期的な運動習慣によって筋肉量の減少が抑えられていることが考えられるとのこと。
このまま続けていけば、10キロ減を達成することができる見込みとなります。
変形性股関節症患者は
筋肉を減らさず、骨や軟骨を元気にする食品を取り入れることが大変重要です。
また食事内容は人によって違いがあるため、減量においてもその人に合った個別指導が必要であるということが分かりました。
今回の経験を通して
変形性股関節症患者にとって、リハビリ運動+股関節ケア+食事の3つをうまく機能させていくことが最も大切であるということを実感しました。
私の経験が少しでもお役に立てば嬉しいです。