変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
メディカル・アロマケア体験会や個別相談に
来訪される患者さんのお話を伺っていると、愕然とすることが多々あります。
なんと、お医者さんが画像だけ確認して診断しているというのです。
足を動かして股関節の可動域を調べたり、患者の日常生活動作を確認することをしない場合が実に多いのです。
この傾向は大病院や街中の整形外科クリニックなど、病院の規模に関わらず見受けられます。
さらに、私の場合も最初の医者がそうでしたが、患者の気持ちを考えずに「手術」という言葉を唐突に出し、患者を精神的に傷つけてしまうという結果にも繋がっています。
これは患者にとって非常によくない状況です
手術するかどうかは、画像診断だけではできません。
きちんと筋肉、関節及び靭帯などの動きを確認し、ご本人の生活への支障の有無を確認した上でなければ、手術という判断はできないはずです。
また、人工股関節手術後についても、実際の股関節の動きをチェックしなければ効果的なリハビリや日常生活についてのアドバイスを受けることができないはずです。
現状、医者と理学療法士との連携が出来ていないこともあって、医者が画像診断に依存する傾向に拍車がかかっているのです。
変形性股関節症の患者さんは
ぜひ、体の動きをきちんと確認してくれる医者を探して下さい。
参考までに、これから主治医を探そうと考えられている方はこちらの記事もご覧下さい。
くれぐれも病院名だけで主治医を選ぶのではなく
アナタが信頼できて一生付き合っていける先生を見つけて下さい。
もし判断に迷うようでしたら、協会の個別相談もご利用ください。
この記事があなたの闘病生活に役立つことを切に願っております。
最新記事をすぐ読みたい方はメルマガ登録!
メールアドレス入力するだけで
定期配信するブログ記事をすぐにご覧いただくことができます。
ぜひご登録下さい。