【変形性股関節症】私の実体験!闘病時代の試行錯誤から得た”股関節の痛みを少しでも軽くするための知恵”

       
【変形性股関節症】腰痛、ひざ痛。手術後に股関節以外の痛みを感じたならパーソナルトレーナーを検討してみて!

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

変形性股関節症の患者が抱える大きな悩み。
それが、股関節の痛みです。

特に、末期には股関節の痛みが本当にひどくなります。
この痛みを何とかしようと試行錯誤されている方も多いと思います。

私も股関節の痛みには大変苦しみました

痛みを少しでも軽くしようと、様々な対策を手を変え品を変えて試しました。

今回は、私が闘病時代の試行錯誤から学んだ”股関節の痛みを少しでも軽くするための知恵”についてお伝えします。

股関節の痛みに悩む全ての患者さんにご覧いただきたいです。

メディカル・アロマケア体験会

股関節の痛みを少しでも軽くするための知恵

股関節の痛みを少しでも軽くするために必要となるのが、股関節の痛みを知った上で、痛みを軽くするために行動すること。加えて、痛みに負けないメンタルを培うことです。

闘病時代の試行錯誤の経験を通じて私が学んだ知恵について、一つずつお話していきます。

股関節の痛みを知る、ということ

ここでいう”知る”とは、変形性股関節症の病状が進むにつれて股関節の痛みがどのように変わっていくかの実態を知る、ということを指します。

「股関節の痛み」をきちんと知ることは本当に重要です

なぜなら、股関節の痛みを知らなければ、患者は「今後この痛みがどれだけひどくなっていくのだろう?」という不安や恐怖を際限なく膨らませてしまうためです。

そのような不安や恐怖は、股関節の痛みをより強く感じさせてしまいます。

もし、実際の患者目線で、どのように股関節の痛みが変わっていくかが理解できれば、この不安と恐怖は軽くなりますし、今後の股関節の痛みに備えることもできるようになります。

そこで、一つの事例として

私自身の股関節の痛みの移り変わりの実態をお伝えします。
ぜひ参考にしてください。

初期

私の場合、初期の段階では股関節の痛みはほとんど気になりませんでした。

たまに、椅子から立ち上がるときや、歩き始め、長時間歩いたとき、階段の昇降時などの動作を始めるときに少し痛むことがあったり、足全体のだるさを感じることがある程度でした。

今思うのが、もしこの段階で変形性股関節症のリハビリを十分に行っておけば、手術を回避することができただろうということ。

この点は今でも悔やまれます。

進行期

進行期になると、少しずつできない動作が増えてきました。

具体的には
・ 椅子から立ち上がる時に、しばらく痛みがある
・ 歩行時は、常に痛みを感じるようになる
・ 途中で立ち止まって休憩を入れないと、痛くて長時間歩くことが難しくなる
・ 階段の昇降時に痛み、痛くない方の足を使うようになる
といった感じです。

また、股関節の痛みが治まるまでの時間も徐々に長くなりました。
ただ、家事などはまだ何とか家族の手助けなしでこなしていました。

末期

末期になると、何をするにも本当にひどい股関節痛がありました。

具体的には、
・ 椅子から立ち上がる時には、ひどく痛む
・ 歩行時に痛みがひどく、必ず杖を使う
・ 歩く距離が短くても、何度も休憩が必要になる
・ 椅子に座っている時にも脚のつけ根に痛みが出る
・ 就寝中や寝返りの際も痛くて目が覚める
・ 電車を使う場合は、必ず座る必要がある
という状態でした。

あまりの痛さのため、この時期の外出は、駅から訪問先までの間であっても必ずタクシー移動。
家事は折りたたみ椅子に座ってできる範囲で行い、買い物や洗濯物干しは、夫に毎回手伝ってもらっていました。

痛みを軽くするために行動すること

次は、「痛みを軽くするために行動すること」です。

私の場合、先ほどお伝えした股関節の痛みを和らげるために試行錯誤を重ねていましたが、今回は、実際に試してみた中で特に効果があった2つの行動をお伝えします。

ご自身の闘病に取り入れることができそうであれば、ぜひ取り入れてみてください。

股関節を温める

股関節の痛みとは、科学的に見ると筋肉のダメージを修復する際に発生する現象です。
つまり、血行をよくして筋肉の修復効率を上げることができれば、痛みを軽減できます。

私の場合、血行をよくするために以下の対処をしていました。

使い捨てカイロで温める

使い捨てカイロを貼るときの注意点としては、直接肌に貼らず、スパッツの上から貼ること。
サイズは小さいものでも全く問題ありません。

私の場合、真夏以外は使い捨てカイロを愛用していました。
外出時には、使い捨てカイロをお尻の真ん中や太ももの外側に貼ることで、痛みがずいぶんと和らいだことを覚えています。

アロマ浴

血行をよくするために最も効果が高いと感じたのがラベンダー精油を使ったアロマ浴です。

具体的には、
・ 自宅の洗面台を利用してアロマの手浴を行う
・ お風呂場のバスタブにお湯を少なめに入れ、アロマの足浴を行う
・ 手浴、足浴に慣れた後、アロマの半身浴を行う
ことを毎日行っていました。

ちなみに、アロマとして使う精油の種類や量は、人それぞれの身体の状態で変えていく必要があります。分からない方は、専門家に相談することが必要です。

協会でも、個別相談個別相談付きメディカル・アロマケア個別体験会でアドバイスできますので、うまく活用してください。

万歩計・リュックを活用する

股関節の痛みを特に感じやすいのが、歩くとき。
そこで私は、歩行時の股関節痛対策として、万歩計やリュックを使っていました。

万歩計

変形性股関節症の患者さんであれば、”これ以上歩くと股関節の痛みがひどくなって歩けなくなる”という状態を経験したことがあると思います。

私は”その日はこれ以上歩くともう歩けなくなる”という状態になるぎりぎりの歩数を「限界歩数」と呼んでいるのですが、万歩計を使うことで、限界歩の数範囲内で行動することができるようになります。

結果として、股関節の痛みをコントロールできるようになります。

限界歩数は患者さんの股関節の状態によって変わります。
まずは、日々歩数の記録を付けていくことで自分の限界歩数を把握することが重要です。

ちなみに私の場合、末期の限界歩数は6000歩でした。
この歩数で生活をやりくりするのは本当に大変だったことを覚えています。

リュック

リュックを使うと股関節への負担が軽減できるため、股関節の痛み軽減対策としては有効です。
私の場合、歩くときは必ずリュックを使い、荷物をなるべく手に持たないようにしていました。

股関節の痛みに負けないメンタルを培う

最後が、メンタル面の対策です。

精神と身体はお互いに大きな影響を及ぼし合うため、メンタル面を整えることは股関節の痛みを軽くするために欠かせません。

メンタルを整えるというのは

具体的には、股関節の痛みに負けない気持ちを作ることです。
そのために、将来への希望を持つことが必要となってきます。

なぜなら、将来への希望が持てれば、気持ちが楽になり、股関節の痛みへの耐性が上がるから。

私の場合は、闘病中は「こんなに痛みに苦しむくらいなら、この経験を絶対に無駄にしたくない」という決意が将来の希望につながりました。

この決意のおかげで、耐えきれないほどの股関節の痛みにも何とか向き合うことができました。

今回は

私の闘病経験を通じて得た”股関節の痛みを少しでも軽くするための知恵”をお伝えしました。
少しでもよいと感じたものがあれば、ぜひ実際にやってみてください。

もし相談したいことなどがあれば、個別相談付きメディカル・アロマケア個別体験会井口由紀子の個別相談を通じてアドバイスさせていただくこともできます。

体験会にご参加いただくことが難しい遠方の方はビデオ通話を使った個別相談もできますので、うまく活用してください。

この記事が少しでも股関節の痛みに悩む患者さんのお役に立てば幸いです。

 


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