変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
寒い日が続きますね。
変形性股関節症の患者にとって、寒い日の悩みのタネになるのが股関節痛。
何とか少しでも痛みを軽くしようとしても、なかなかうまくいかない。
今はコロナ禍ということもあり、股関節痛による気持ちの落ち込みも大きくなる。
変形性股関節症の患者にとってはキツい状況だと思います。
そこで今日は
股関節痛に有効な対処策の一つ「股関節を温めること」についてお伝えします。
寒いときに股関節を温めると痛みがずいぶんと軽くなります。
さらに、コロナ禍で落ち込んだ気持ちもリラックスできます。
股関節痛に悩まされている患者さん、ぜひお試し下さい。
股関節を温めるための3つの方法
1.使い捨てカイロ
使い捨てカイロは、私の経験上特に効果のある方法です。
カイロのサイズは小さくても効果があります。
やり方は、使い捨てカイロをお尻の真ん中に貼るだけ。
カイロは直接肌に貼らず、スパッツなどをはいてから貼るようにします。
私の場合、寝返りも打つことができないほどの痛みを感じていた時期によく使いました。
カイロを貼るだけで、かなり股関節の痛みが和らいだのを覚えています。
2.蒸しタオル
蒸しタオルの使い方のイメージは、美容室でのシャンプー後。
蒸しタオルを首の下に置いてくれることがあると思いますが、あのような感じで、3~5回程度繰り返し蒸しタオルを体の気になる箇所に置きます。
私の場合、家の中で蒸しタオルをよく使っていました。
3.アロマ浴
ここでいうアロマ浴とは、次の内容を言います。
1.シャワーで体を温めてから、お風呂にラベンダー精油を入れる。
2.その後、よくかき混ぜてからゆっくりと浸かる。
3.浸かりながら、足首、ふくらはぎ、太ももなどを念入りにマッサージする。
ポイントとしては、5分ぐらい浸かり汗が出てきたら浴槽から上がること。
ちなみに「ラベンダー精油」。
万能精油といわれており、下記のような効果があります。
1.リラックス効果
2.安眠効果
3.痛みをやわらげる効果
4.免疫力アップの効果
5.殺菌効果
6.血行を良くする効果
7.皮膚トラブル改善効果(日焼け、やけど、ニキビ、虫刺され、水虫など)
注意点としては、ラベンダー精油は精油の専門店で購入することです。
混ざり物が少なく純度の高い精油を使うことで、体の温まり方が違います。
また、ラベンダー浴を試す場合には、半年以上継続すると効果を実感できます。
寒さの中
股関節痛に悩まされている患者さんは、ぜひ一度お試しください。
この記事が少しでも股関節痛で悩む方の役に立つことを願っています。
最新記事をすぐ読みたい方はメルマガ登録!
メールアドレス入力するだけで
定期配信するブログ記事をすぐにご覧いただくことができます。
ぜひご登録下さい。