変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
変形性股関節症を克服するために絶対に欠かせないのが「適切なリハビリ運動と股関節ケアの両輪」を継続すること。
これは本当に大事な考え方であるため、協会では、ブログを通じて何度もその内容や重要性をお伝えするだけでなく、数年前からは、この考え方に基づき実際に患者さんをサポートをするためのリハビリプログラムを提供しています。
そして現在では
最初に協会にお越しになったときには、変形性股関節症のために日常生活もままならなかった何人もの患者さんが、諦めていた「やりたいこと」を実現できるようになっています。
今回、「たった3年で実際に結果を出すことができた」患者さんにお話を伺うことができましたので、その内容を一問一答でお伝えします。
「適切なリハビリ運動と股関節ケアの両輪」を継続するときちんと”結果”につながるという一つの事例として、ぜひご覧ください。
お話を伺った患者さん
埼玉県在住、高田敦子さん(60代)
高田さんとのご縁は、今から4年程前になります。
当時、高田さんは変形性股関節症の末期であり、日常生活に支障をきたす程の股関節痛に疲れ果ててしまっている状態でした。
そんな中、協会が主催するメディカル・アロマケア体験会にご参加いただいたのが始まりです。
体験会でメディカル・アロマケアの有効性を体感し、さらに私自身の経験も包み隠さずお伝えしたところ「適切なリハビリ運動と股関節ケアの両輪」という考え方にも共感して下さり、本格的に協会のリハビリプログラムに取り組むことになりました。
現在、リハビリプログラムを継続して早4年。
「もう絶対に無理だろう」と諦めていた登山やスキーを再開できるほどに回復できております。
高田さんへの一問一答
Q.メディカル・アロマケア体験会に参加する前は、どのような状態でしたか?
ランニング中の左臀部の痛みが徐々にひどくなり、整形外科を受診。
臼蓋形成不全で変形性股関節症になり、いずれ人工にする手術が必要と言われました。
納得できず、いくつかの整形外科を受診しましたが同様の診断。
しかし、手術は絶対にしたくないという思いから、インターネット等、あらゆる情報を求めて、カイロ、整体、ハリ、仙骨治療や筋膜リリース、筋肉の深部にアプローチするものや筋肉の拘縮にアプローチするもの、サラシを巻くもの、ヒアルロン酸注射やペインクリニック等、本当にあらゆる治療に頼りました。
が、いずれも一時的に痛みが軽くなるだけで、病状としては次第に進行して、ランニングどころか、趣味のゴルフ、登山もできなくなり、日常生活にも支障を来たすようになってきてしまいました。
Q.メディカル・アロマケア体験会になぜ参加しましたか?
サイトで井口先生のメディカル・アロマケア体験会に出会ったころはかなり進行期で、痛みに疲れ果て、少しでもそれがやわらぎ、生活が少しでも楽になるアドバイスがもらえたら、という思いでした。
調べる中には怪しげなところも本当に数多くありましたが、井口さんのブログの内容なども患者さんのつらさを本当に第一に考えて下さっているのが伝わってきたので、個別体験会に参加してみたいと思いました。
Q.実際にメディカル・アロマケア体験会に参加してみてどうでしたか?
本当にとても熱心に親身になって私の身体の状態に向き合って下さることに驚きました。
今まで、どこでも料金に見合う施術をします的な対応しか受けてこられなかったので、本当に私に良くなって楽になって生活を送れるようにして下さろうとしてもらえて、すごくびっくりして感動しました。
もっと早くこちらに出会えていたら…と心から残念に思いました。
もう末期でしたので手術しか選択肢はなく、それにあたっての様々なアドバイスをいただきましたが、井口さんがご自身体験されたうえでのお言葉なので、何より信頼でき、そして身に沿って下さったものだったので、うれしく、そして役立つことばかりでした。
Q.協会のリハビリプログラムの感想をお聞かせください。
リハビリプログラムは、リハビリ指導とアロママッサージの両方からのアプローチで、各々の良さを体感できとても有効、有意義に感じました。
お二人の先生それぞれの技術と知識を合わせて、日々の細々としたこともアドバイスいただけて、より効果が上がると感じています。
そして、何より井口さんが心のケアについてもご配慮下さって、プライベートなグチのようなことでもていねいに聞いてアイディアをくださったり、はげまし、応援して下さったり、心のストレスが身体に及ぼす影響をとても実感しました。
それらが解決することで、自分の体の状態にまっすぐ臨めるようになるので、本当にありがたかったと思います。
そして、繰り返し繰り返しリハビリ運動とケアの大切さを伝え続けて下さったので、言われたからやるのではなく、自分の身体を快適に過ごせるようにするために習慣としてやる癖をつけてこられたことが大きいと思って感謝しています。
もちろん、お二人の先生にも見てもらいながら、でも毎日毎日自分の選択や行動が自分の身体を作っていくのだということをしっかり分からせて下さったことがとても大切だと思っています。
Q.今後の夢は何ですか?
手術の前はできなくなっていた登山とスキーの再開。
そのためのウォーキングや筋トレ、ストレッチ、そして合わせてケアなどしっかりやりたい。
もちろん、岩移動など危険な山にはいきませんが、北アルプスを4日くらいかけての縦走とか楽しみたいです。
スキーも北海道などロングコースがあるところに挑戦したいです。
手術前はこわかったけれど、しっかりとリハビリをすればほとんど禁忌なく(危ないことは別にして)身体を動かして楽しむことができると思えてきて、残りの人生をまだまだ楽しみたいと思っています。
※先日、高田さんから再開後の登山の様子が送られてきました。
本当に楽しそうで、サポートさせていただいている私も心からうれしく思いました。
「適切なリハビリ運動と股関節ケアの両輪」の継続で
私や、高田さんのように日常生活を取り戻し、やりたいことを諦めない人生をきっと過ごすことができるはずです。変形性股関節症を克服したい患者さんは、ぜひご自身の闘病に取り入れて下さい。
もし自分一人では難しいと思ったら、協会を頼ることも考えて下さい。
メディカル・アロマケア体験会や個別相談にご参加いただければ、私がきちんとお話させていただきます。
この記事が、少しでも役立つことを願ってやみません。
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