変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
「継続は力なり」
これは、昔から言われてきた言葉です。
自分自身のこれまでの経験を鑑みても、日々協会の活動を通じて関わる変形性股関節症の患者さんのケースを見ても、継続的なリハビリを行うことは必須です。
ところがよくあるのが「人工股関節手術の退院後、しばらくするとリハビリを継続しなくなってしまう」ということ。
私自身、これは本当に大きな問題だと考えています。
そこで今日は、変形性股関節症の患者が退院後にリハビリを継続することで得られる3つのメリットをお伝えしようと思います。
ぜひご覧いただき、継続的なリハビリを行うきっかけとして下さい。
1.長期間かけて身についた「変な癖」に悩まなくてすむ
私の場合、左側股関節が悪かったことで体を左側にゆらして歩く癖がついていました。
この癖は、股関節の外側に大きな負担をかけてしまいます。
癖が残ったままだと、最悪は人工股関節トラブルに発展する可能性がありました。
ところが、リハビリを継続して行うことで、この「変な癖」が解消されたのです。
このように、闘病中に痛む股関節をかばうために身についた癖からくる悩みが少なくなります。
2.日常生活に必要十分な筋力を得ることができる
私の場合、回復度合いに応じた適切な負荷をかけたリハビリに取り組んできました。
現在は、継続したリハビリ運動の結果として、かなりハードなトレーニングができるまでになっています。
もし私がリハビリを継続していなかったら、必要十分な筋力を身につけることができず、日常生活が不自由になっているであろうことは想像に難くありません。
3.体を動かすことへの不安感がなくなる
継続的にリハビリを行うことで、体を動かすことへの抵抗感や不安感がなくなります。
この不安感は非常に曲者で、痛みがなくてもふとした瞬間に股関節が気になり、思ったように体を動かせない原因となります。
結果、日常生活でも不自由な場面が増える可能性が高まります。
ぜひ継続的なリハビリに取り組んでください。
リハビリを継続できると、本当にいいことづくめです。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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