変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
先日「変形性関節症、週に1時間以上の運動で障害リスク低減!?」という見出しの新聞記事を見つけました。
変形性関節症は、進行すると歩行や日常生活動作ができなくなり普段の生活において介助が必要になることもあります。
運動でこのリスクを減らすことができるというこの記事。
今回は、私なりの見解を加えてお伝えしたいと思います。
ぜひご覧下さい。
新聞記事「変形性関節症、週に1時間以上の運動で障害リスク低減!?」
この記事は、アメリカのノースウエスタン大学での研究結果をまとめたものです。
具体的には、大学での研究結果、股関節や膝関節に問題を抱えている変形性関節症の患者が週に1時間以上の運動を続けると日常生活動作のリスクが減った、というものでした。
ちなみに、今回の研究結果における週に1時間以上の運動とは「中~高強度の運動」=軽い筋力トレーニング、早歩き、ジョギング、サイクリングなどが該当します。
この記事について私が感じたのは
このように運動をしないでそのまま放置していくと、確かに日常動作に支障がでるし、最終的には寝たきりに繋がってしまうだろう、ということです。
つまり
変形性股関節症や変形性膝関節症と診断されると、関節に痛みを感じるために運動を避けるようになります。
関節が痛い⇒運動しない⇒さらに関節が痛くなる⇒外出の機会が減る⇒歩行や日常生活動作ができなくなる⇒介助を受ける⇒寝たきりになる
このように運動をしないでそのまま放置していくと、最終的には、寝たきりに繋がってしまうのです。
私も
左股関節が末期状態になった時に、このまま放置していけば遅かれ早かれ介護が必要になり寝たきりに繋がるだろうなと実感した経験があります。
股関節が痛ければ、股関節に繋がる他の部分を動かすることで運動の効果が得られます。
まずは、諦めないで技術のある専門家にご相談することをおススメします。
その際、くれぐれもあなたの股関節や膝関節の状態に合った運動を継続して下さいね。
ご心配であれば
定期的に開催しているランチ会、メディカル・アロママッサージ体験会、個別相談にご予約をいただければ、アドバイスも可能です。
ぜひ、これらの機会を積極的に活用して下さい。
この記事が少しでも役に立つことを願ってやみません。
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