変形性股関節症の手術

【変形性股関節症】手術したのに”自分が思い描く状態”になっていないなら術後リハビリを見直しましょう

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

人工股関節手術。

この大きな決断をした患者さんは「股関節の痛みがなくなり、病気になる前のような日常生活が取り戻せる」と、術後の生活に大きな期待を寄せます。

ただ、術後に思い描く状態にならず、落胆する患者さんも多くいらっしゃいます。
「人工股関節手術をしたのに、まだ股関節の痛みがある。
 調子が悪い。
 こんなことなら手術をしなければよかった。」

今回は、このような患者さんに向けたお話です。
少しでも思い当たる方はぜひご覧下さい。

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【実体験】変形性股関節症の術後リハビリをした10~12年後の身体の変化を解説

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です

2010年に左側の人口股関節手術を、2012年に右側の人工股関節手術を受けてから、あっという間に10~12年という時間が経ちました。

本記事では、「変形性股関節症の術後から10~12年経った私の現在に至るまでの体の変化」について詳しくお伝えします。

今、お悩みの方に少しでも勇気となるような内容になれば幸いです。

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【変形性股関節症】人工股関節手術後に大切なことは「慎重に行動する」こと!

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

変形性股関節症の患者さんは、術前は不安な気持ちから相談してくる人が多いです。
一方で、術後は全くと言っていいほど何も言ってこなくなります。

これは、非常に残念なことです。
なぜなら、私の経験から申し上げると術後の方がむしろ重要だからです。

この記事では「手術を受けた後に必要な心構えや必ず押さえておいた方が良いポイント」をご紹介していきます。

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変形性股関節症と診断されたアナタへ伝えたい熱い想い

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

このブログにやっとたどり着いていただけましたことに、心から感謝申し上げます。

病院や整形外科クリニックで

変形性股関節症と初めて診断されたとき、本当にショックだったと思います。
私も2007年に同じ想いを経験したので、その気持ちは本当によく理解できます。

そして、変形性股関節症についてネットで検索しても、出てくるのは病院やクリニックの名前や難しい研究論文の情報ばかり。

これから先、自分自身がどのような道を進んでいくのかが全く分からず、深い闇の中に突き落とされたような気持ちになったことでしょう。

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【変形性股関節症】体を動かしたくなるこの時期「運動量を急に増やしすぎない」ことに気を付けて!

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

最近、すっかり春めいてきました。
そうすると、体を動かしたい気分になることも増えると思います。

体を動かすことはよいのですが、一つ注意があります。
それは、運動量を急に増やしすぎない、ということです。

特に、変形性股関節症の患者にとっては非常に重要なポイントですので、ぜひご覧下さい。

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風邪に負けない体を作る!私が実践している「免疫力アップ対策」

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

新型コロナウイルスがまた猛威を振るっています。

主流であるオミクロン株は重症化率が低いと言われていますが、だからといって私たち患者にとっては軽視できるものではありません。

日ごろから健康に気を付けて免疫力を高めることが本当に大事になってきますよね。

そこで今日は、私が日頃から実践している免疫力アップの対策をシェアします。
よいと思うものがあれば、ぜひ皆さんの日常生活に取り入れてみて下さい。

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【変形性股関節症】日本股関節学会学術集会で紹介された”最新の関節注射”について

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

2021年10月

第48回日本股関節学会学術集会が開催されました。
コロナ禍ということもあり、私はリモートで参加させていただきました。

今回は、学術集会で紹介されていた最新の関節注射についてお伝えしたいと思います。
興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

最新の関節注射「ジョイクル関節注射」

これは、2021年5月から販売開始された関節注射です。

4週間に1回、ヒアルロン酸にジクロフェナクを化学結合した薬剤を膝や股関節の関節腔内へ投与することで、変形性膝関節症/変形性股関節症を治療します。

投与に際しては

エコーを用いてしっかりと確認することが重要です。
また、副作用もあるため、使用するかの判断は主治医への確認が必要です。

ちなみに、ジクロフェナクというのは主に解熱や鎮痛のために用いられているものです。
日本では「ボルタレン」という名前の処方箋医薬品として流通しています。

この「ジョイクル関節注射」が画期的なのは

1ヶ月に1回の投与で効果が期待できる点と、関節の痛みを抑えるジクロフェナクと関節機能を改善するヒアルロン酸の両者を併せ持つ点です。

この両者により、患者にとって体への負担が少なく、通院の回数も抑えることができるという大きなメリットがあります。

ご存じかも知れませんが

既存の関節注射は、週1回の投与が必要でした。
そのため、患者にとっては通院が大きな負担となっていました。

また、変形性膝関節症/変形性股関節症の治療に際しては、関節の痛みを抑えるジクロフェナクの飲み薬と関節機能を改善するヒアルロン酸注射を併用するケースが多くみられます。

このことは、患者の体への負担になっています。

つまり「ジョイクル関節注射」は、効果の程度は未知数の部分があるものの、大変効果的な”対症療法”だと考えられているのです。

今日は”最新の関節注射”についてお伝えしました

ちなみに私の場合、当初から一貫して”対症療法”に頼ることは避けたいと考えておりました。

そのため「リハビリ運動+股関節ケアの両輪」という”根本対処”をしっかりと継続した結果、変形性股関節症の末期の状態であっても痛み止めの薬や注射をせずに過ごすことができました。

いずれにしても

私が患者さんにお伝えしたいのは「最新情報を知った上で、自分に一番合った治療方法を選択することが最も大切だ」ということです。

この記事がアナタの闘病生活に少しでも役立てばうれしいです。

 


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2022年、明けましておめでとうございます!

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

明けましておめでとうございます。

昨年も、コロナの影響で外に向けての活動が全くできない状態が続きました。
状況を見ながらにはなりますが、今年こそは活動を進めていきたいです。

今年もよろしくお願い申し上げます。

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【変形性股関節症】冬の寒さでひどくなる股関節痛を軽くするための10のヒント

         

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

年の瀬も押し迫り、冬本番の寒さとなってきました。

変形性股関節症の患者にとって、冬の厳しい寒さは大きな悩みのタネです。
なぜなら、股関節の痛みがひどくツラいものになるからです。

この股関節の痛みを何とかしようと、患者さんはそれぞれの試行錯誤をしていると思います。
私もそうでした。
何とか股関節の痛みを軽くしようと、様々な対処方法を試しました。

そこで今日は、これまでの記事から、冬の寒さでひどくなる股関節痛を軽くするためのヒントになる記事をピックアップしてみました。

ぜひご覧下さい。

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【変形性股関節症】年末の今だからこそ読み返したい「リハビリに関する8つの記事」

         「健康寿命」を伸ばす知恵-股関節の異変を感じたらすぐ対処!

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

変形性股関節症の克服に最も大事なことの一つが、リハビリです。
その重要性は、何度お伝えしてもしきれるものではありません。

ただ、この時期は寒さにより股関節の痛みがひどくなるため、患者さんはどうしても股関節痛の対症療法に目が向きがちです。

そこで今日は、年末の今だからこそもう一度読み返したい「リハビリに関する8つの記事」をピックアップしました。

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