【変形性股関節症】寒さから来る股関節の痛みを抑えるには”上手に温める”ことが大事

       

 

変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。

すっかり秋めいてきました。

肌寒くなる日も増え、股関節の痛みが本格的に気になり始めた方もいらっしゃるでしょう。
そこで今日は、股関節の痛みを抑えるための”上手な温め方”をお伝えします。

全て、かつて患者であった私が実際に試してよかったやり方です。
股関節痛を少しでも軽くしたい患者さん、ぜひご覧下さい。

メディカル・アロマケア体験会

股関節の痛みを抑えるための”上手な温め方”

使い捨てカイロを使う

これは、股関節の痛みに即効性のある温め方です。

私の場合は、寝返りできないほどの痛みを感じていた末期に本当にお世話になりました。
小さなカイロでも劇的な効果があり、股関節の痛みがかなり和らいだことを覚えています。

やり方も簡単で、使い捨てカイロをお尻の真ん中に貼るだけです。
注意点としては、カイロを直接肌に貼るのではなくスパッツなどの上から貼ることです。

蒸しタオルを当てる

これも、股関節の痛みに即効性のある温め方になります。

イメージとしては、美容室でのシャンプー後に蒸しタオルを首の下に置いてくれることがあると思いますが、あのような感じになります。

やり方は、痛みがでた股関節などに、蒸しタオルを3~5回程度繰り返し置くだけ。

私の場合、家の中でよく蒸しタオルを当てていました。
特に冬の時期には大活躍でした。

アロマ浴を行う

ここでいう「アロマ浴」とは、万能精油と言われる”ラベンダー精油”を入れたお風呂に浸かることを言います。

実はこのラベンダー精油、
・リラックス効果
・安眠効果
・痛みをやわらげる効果
・免疫力アップの効果
・殺菌効果
・血行を良くする効果
・皮膚トラブル改善効果(日焼け、やけど、ニキビ、虫刺され、水虫など)
といった効果があり、股関節の痛みと非常に相性がよいものになります。

ちなみに、アロマ浴の具体的なやり方は次の通りです。
1.シャワーで体を温める
2.ラベンダー精油を入れたお風呂にゆっくりと浸かる
3.浸かりながら、足首、ふくらはぎ、太ももなどを念入りにマッサージする

ポイントは、
・ラベンダー精油は専門店で購入すること
・効果を高めるためには、湯船に5分ぐらい浸かること
・汗が出てきたくらいで浴槽から上がること
になります。

特に、専門店の精油を使うことは重要です。
専門店の精油は混ざり物が少なく純度が高いため、体の温まり方が本当に違います。

なお、アロマ浴は使い捨てカイロや蒸しタオルとは違い、半年以上継続することでより効果を実感できるものになります。

寒さから来る股関節の痛みを少しでも軽くしたいなら

ぜひ、上記の方法を実際に試してみて下さい。

さらに、股関節の痛みへの根本対処を行いたい方は「リハビリ運動と股関節ケアの両輪」にも取り組むことを強くおススメします。

「リハビリ運動と股関節ケアの両輪」とは

私が変形性股関節症を克服するための試行錯誤の中で編み出した考え方で、要点をまとめると次のようになります。

・ 変形性股関節症患者は、股関節周辺の筋肉を強化することがすごく大事。
・ 股関節の運動をしたら股関節のケアもセットで行うのが大事。
・ なぜなら運動で酷使された筋肉は、運動後のケアを行うことで適切に回復するから。

詳しくはこちらの記事に詳しくまとめてありますので、合わせてご覧下さい。

この記事が少しでも股関節痛で悩む方の役に立つことを願っています。

 


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