変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
最近、だんだんと寒くなってきました。
変形性股関節症がツラくなる冬が近づいています。
そんな冬を乗り切るために、今からやっておくとよいことがあります。
それが「寒冷順化」です
要は、寒さに強い身体を作ることなのですが、うまく寒冷順化できれば、変形性股関節症の闘病も少しは楽になるはずです。
今回は、寒冷順化のポイントを３つお伝えします。
ぜひご覧下さい。
寒冷順化のための３つのポイント
寒冷順化、つまり寒さに強い身体を作るには、次の３つが大事になります。
１．積極的に外出する
２．足のポンプ機能を維持、強化する
３，筋肉量を増やすために運動する
１．積極的に外出する
まずはこちら。
寒い時期は、どうしても外出がおっくうになってしまいます。
特に、変形性股関節症による股関節の痛みがでてしまえばなおさらです。
ただ、外出は寒冷順化するために非常に重要です。
寒さに慣れることができるのはもちろん、外出で気分が変わり、前向きな気持ちになることもできるためです。
外出がキツいと感じる方は、まず日中の暖かい時間に少しだけ外出することから始めましょう。
外出の際のポイント
その際に気を付けることは、防寒対策です。マフラーや手袋、リストバンド、タイツやレッグウォーマーなどの防寒具を身につけることをおススメします。
というのも、防寒対策により首や手首、足首の皮膚の下を流れている動脈血が冷えてしまうことを避けることができるため寒さを感じにくくなり、寒い日の外出も苦にならなくなるからです。
２．足のポンプ機能を維持、強化する
足のポンプ機能というのは、下半身の筋肉を動かすことで血液を全身に循環させる機能のことを指します。
誰しも、日常生活で下半身の筋肉を動かすと血流がよくなり、身体が温まったという経験をお持ちだと思います。まさにこれが足のポンプ機能による効果です。
ちなみに
足のポンプ機能を維持、強化するためには、ふくらはぎのストレッチやテーブルに両手をついて行うつま先立ち、スクワット運動などがおススメです。
私の場合、足のポンプ機能の維持強化のために、起床後に白湯を飲んでからスクワット運動、つま先立ち、ふくろはぎのストレッチなどの運動を必ず行っていました。
他にも、週に３、４回は夜どんなに寒くても防寒対策を行いウォーキングを続けています。
加えて、ウォーキング後にアロマ浴でリラックスしてから股関節を含めた体のケアを行うことで風邪も全く引かなくなりました。
足のポンプ機能を高めることは、本当にいいこと尽くめです。
３．筋肉量を増やすために運動する
寒冷順化に重要なのが、筋肉自体の発熱効果を活用して寒さを和らげることです。
特に下半身という体の一番大きな筋肉を鍛えることで、効率よく発熱効果が上がります。
ちなみに
寒冷順化のための運動としては、先ほど挙げたスクワットの他に腹筋運動もおススメです。
できる範囲で身体の状態を見つつ、少しずつ回数を増やしながら取り組んでみてください。
なお、運動をする際は、必ず技術のある専門家による指導を受けることを忘れないでください。
ここまで寒冷順化についてお伝えしましたが
寒冷順化だけでなく、変形性股関節症そのものの克服にも同時に取り組みたい方は、リハビリ運動と股関節ケアをセットで行うことが重要になります。
この点
これまで本ブログでも「リハビリ運動と股関節ケアの両輪の継続」というテーマで何度もお伝えしていますが、簡単にまとめると
・ 変形性股関節症の患者は、股関節周辺の筋肉を強化することがすごく大事。
・ 併せて、股関節の運動後に股関節ケアもセットで行うことが必須。
・ なぜなら運動で酷使された筋肉は、運動後のケアを行うことで適切に回復するから。
というものです。
この考え方に基づいて闘病を進めることで、私を始め、協会でサポートした患者さんたちが変形性股関節症を克服し、自分の夢ややりたいことを実現できています。
私の場合でいうと
変形性股関節症を克服し、日常生活を何不自由なく過ごすことができています。
同年代の健康な人と同じ筋肉量を取り戻し、こんなリハビリ運動ができるまで回復しています。
・【驚きの結果】6年正しくリハビリを継続したら…健康な人と同じ筋肉量を取り戻すことができました！【実体験】
協会でサポートしている患者さんも大きな成果がでています
・【変形性股関節症】たった3年で「登山やスキーを再開できた！」リハビリと股関節ケアの継続で夢を実現した患者さんの話
・【変形性股関節症】驚きの改善！伝い歩きしかできなかった私が今では一人で沖縄旅行に！自信がついて前向きになりました
・【変形性股関節症】今年の目標は毎月の「歩こう会」で友人と笑顔がこぼれる時間を楽しむこと！【保存療法事例】
その他の患者さんの事例はこちらからもご覧いただけます。
寒冷順化を進めることで
アナタが、これからの寒い冬をうまく乗り越えられることを願ってやみません。
ご紹介した内容の中で一つでもできそうなものがあれば、ぜひ闘病に取り入れてください。
よく分からないと感じる方は、協会で個別相談付きメディカル・アロマケア個別体験会も主催しております。個別相談付きですので、股関節ケア以外の質問にもお答えすることができますので、うまく活用してください。
この記事が少しでも役立つことを願ってやみません。
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