変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
ひどい股関節の痛み。
この痛みを何とかしようと、さまざまな試行錯誤をする患者さんは多いと思います。
病院はもちろん、湿布や痛み止め、整体やマッサージ…
でも、思うように股関節の痛みが改善しない。
一時的には楽になるけど、すぐに痛みが戻ってしまう。
そんな状態が続くと気持ちまで落ち込んでしまう。
その気持ち、すごく分かります
というのも、私も闘病時代にひどい股関節の痛みに悩まされたから。
ただ、私の場合は薬や注射にできるだけ頼りたくなかったので、それらを使わずに股関節の痛みをコントロールできないかと日々試行錯誤を続けていました。
その中で特に大切だと感じたのが、股関節の痛みとうまく付き合うには、毎日の自分の股関節の状態を正確に把握する、ということ。
今回は、試行錯誤したけど股関節の痛みが改善しない方に向けたお話です。ぜひご覧ください。
股関節の痛みが改善しないときに考えてほしいこと
股関節の痛みがつらいとき、多くの患者さんは「何をすれば痛みが消えるのか」と考えます。
もちろん、痛みを軽くする方法を探すことは大切です。ただ、いろいろ試しても改善しない場合は、次の新しい方法を探す前に立ち止まって考えてほしいことがあります。
それは
「今の自分の股関節は、どのような状態なのか」ということ。
同じ変形性股関節症でも、痛むタイミングや強さ、歩ける距離などの状態は人によって違います。その状態を正しく把握しないままに様々な方法を試しても、今の自分に合うかどうかは運任せとなります。結果として、一時的に楽になってもすぐ戻ってしまう可能性が高くなるのです。
そこで私は”股関節の状態把握”を大事にしていました
そのために実際私が行っていたのが、股関節日記を書くことです。
股関節日記とは
簡単に言うと、
・毎日の股関節の状態
・痛みが強くなった場面
・運動をしたかどうか
・股関節ケアをしたかどうか
・一日の歩数
・翌日に痛みを引きずったか
などの股関節に関する情報を毎日書き記したものです。
私の場合
股関節の痛みに悩まされた最初の頃から、ずっと股関節日記を書き続けていました。
その結果、”自分が一日にどれくらい歩いたら翌日に痛みを引きずってしまうのか”=”一日の限界歩数”を把握できるようになりました。
それだけでなく、どんなときに股関節に負担がかかるのか、季節や気温の変化、運動量でどのように痛みが変わるのか、といった股関節の痛みに関する詳細な情報も分かるようになりました。
ちなみに当時の私の”一日の限界歩数”は6000歩
そのため、6000歩を超えて歩いた日の翌日は外出を控えて自宅で股関節を休めていました。
そうすることでひどい股関節の痛みを感じる回数が減り、手術までの間、痛み止めを服用しないで過ごすことができました。
さらに股関節日記から得た情報に基づいて仕事のスケジュール調整を行うようにしたため、手術前日まで仕事を続けることもできました。
状態に合わない対処を続けても、痛みは変わりにくい
整体やマッサージなど、痛みを軽減するための取り組みそのものは必要です。
ただ、それが今の自分自身の股関節の状態に合っていなければ、思うような結果につながりにくいことがあります。
大切なのは、まず股関節の状態を確認すること。
そして、それを踏まえてリハビリ運動と股関節ケアを両輪として継続することです。
今回は
いろいろ試しても股関節の痛みがなかなか改善しない方に向けてお話いたしました。
まずは出来る範囲でよいので、ぜひアナタの闘病にも取り入れてみてください。
何か分からないことがあれば、協会が主催する個別相談付きのメディカル・アロマケア体験会や井口由紀子の個別相談で相談をお受けすることもできます。ご自身の状況を踏まえて個別にアドバイスをさせていただきますので、うまく活用してください。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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