変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
私は2007年に変形性股関節症と診断されてから
ずっと医者探しの旅を続けていました。
ようやく主治医が見つかったのが、2010年6月。
その時には、もう症状がかなり進んでいました。
主治医が言うには、変形性股関節症の末期のため即手術をした方がよいとのこと。
その際、主治医から
「かなり痛いでしょう。痛み止めは必要ありませんか?」
と尋ねられました。
ただ、私は処方をお断りしました。
なぜなら、自分なりに痛みのコントロールができていたためです。
このブログを読まれているアナタは
「痛みをコントロールするなんて本当にできるの?」と不思議に思われるかもしれません。
実は、自分の股関節の状態を正確に把握さえできてしまえば、痛みのコントロールはそれほど難しいことではありません。
私が行った痛みのコントロール方法
それは、股関節日記による股関節の状態把握と股関節ケアによる痛みのコントロールです。
私は、変形性股関節症と診断された進行期の時からずっと股関節日記をつけていました。
1ヶ月、3カ月、6カ月、さらには1年。
日記を継続することで、自分の限界歩数が分かるようになり、さらにはどんな時に股関節に負担がかかるのか、季節、気温の変化、運動量(=歩数)でどのように痛みが変わるのか、そんな詳細な情報が分かるようになってきたのです。
そして、その状況に応じて、ラベンダー浴やメディカル・アロマケアといった股関節ケアを行うことによって痛みをコントロールすることができたのです。
その際、重要なことがあります
それは、痛み止めの薬や注射に依存しないことです。
痛み止めの薬や注射を使いすぎると、どんな時に股関節が痛くなるのか分からなくなります。
つまり、薬が効いてくると痛くないから動きすぎてしまうのです。
結果として運動量が限界を超えてしまい、反動でさらに痛みが増すことになります。
そうすると、また薬を服用するという、負のスパイラルに陥ってしまうのです。
これが続くと、薬の量が増えるようになり、体への大きな負担にもなります。
私はこうして
両側の人工股関節手術まで終わるまで痛み止めの注射や薬を服用することなく、股関節の痛みと上手に付き合いながら乗り越えることができました。
この記事をご覧になったアナタ、もし何かヒントを得られたならぜひ試して下さい。
また、もし私が提唱する股関節ケアについて実際に体験してみたい方は、一度メディカル・アロマケア体験会にご参加下さい。
保存療法中の患者さんにとって、この記事が少しでも役に立つことを願っております。
今日の運動
今回は、レッグエクステンションです。
ヒザの曲げ伸ばしを繰り返すことにより、太ももの前にある「大腿四頭筋」を鍛えます。
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